東京都大島町泉津福重、大島一周道路途中、大島の東岸、泉津と裏砂漠の間に位置するのが東京都立大島公園。その一角にある椿園のメイン施設が椿資料館です。昭和15年ころから椿の植栽が始まり、今では国内最大級の椿植物園に発展。大島公園は『伊豆大島椿まつり』のメイン会場にもなっています。
一年を通して椿を楽しめる椿のミュージアム
東京都立大島公園の椿園は、昭和15年頃、埼玉県川口市の植木の里・安行から苗を導入、昭和32年頃から植栽整備が始まり、現在では、1000品種3200本の園芸種とヤブツバキ5000本が植栽されています。
椿資料館は、昭和13年に宿泊施設の「黒潮小屋」としてオープンした建物を平成4年に再生したのが始まりで、老朽化のため平成23年1月28日にリニューアルオープン。
『伊豆大島椿まつり』期間中は椿の切花を、それ以外の季節にはドライフラワーを展示し、一年中椿の花を楽しめる内容となっています。
「日本のゴッホ」、「裸の大将」と称された山下清は、昭和29年に大島を訪れ、大島公園の黒潮小屋を海側から眺めた『伊豆大島の風景』(未完)を描いています。
半分くらい貼ったところで、八幡学園(知的障害児施設)を逃げ出してしまったため完成には至りませんでした。
東京都立大島公園・椿資料館 | |
名称 | 東京都立大島公園・椿資料館/とうきょうとりつおおしまこうえん・つばきしりょうかん |
所在地 | 東京都大島町泉津 |
関連HP | 東京都大島支庁公式ホームページ |
電車・バスで | 元町港から東海汽船バス大島公園行きで42分、終点下車、すぐ。大島空港近くの空港入口バス停からは東海汽船バス大島公園行きで32分、終点下車、すぐ |
ドライブで | 元町港から約11.6km。または、大島空港から約8.8km |
駐車場 | 38台/無料(椿資料館前・動物園横) |
問い合わせ | 大島公園事務所 TEL:04992-2-9111/FAX:04992-2-9304 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag