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「子育て世代に優しい」東武野田線、新設の「たのしーと」って何!?

たのしーと

大宮駅(埼玉県さいたま市)〜春日部駅(春日部市)〜柏駅(千葉県柏市)〜船橋駅(船橋市)を結ぶ東武野田線。2025年3月8日(土)、12年ぶりに投入された新型車両80000系には、 家族連れの乗客がくつろげる「たのしーと」を4両目の前後に設置。「子育て世代に優しい」東武野田線のシンボル的シートになっています。

「子育て世代に優しい車両」の一角が子供部屋風に

たのしーと

東武野田線(東武アーバンパークライン)の新型車両80000系は2013年に登場した先代の60000系以来ですが、コンセプトは「子育て世代に優しい車両」で、インテリアはリビングがテーマ。
注目は4両目の前後に設置した「たのしーと」。

そのコーナーだけは、子供部屋をイメージした内装で、子供や子連れの母親が座れるシートを取り付け、ベビーカーを置けるスペースを確保しています。

ホームで電車を待っているとドアの脇に水玉模様の外観が目に入るので、「たのしーと」の停止位置は一目瞭然。

また先頭車両、運転台後ろの窓位置も低くなっていますが、背の低い幼児でも1人で立ったまま前面展望が楽しめるようにとの配慮から。

新型車両80000系は5両編成で運用され、5編成が投入。
さらに東武鉄道は4月30日(水)、2025年度の鉄道事業設備投資計画を発表、東武野田線(東武アーバンパークライン)で使用している60000系をリニューアルする方針が示されています。
80000系は5両編成で運転されていますが、60000系も5両編成へと順次短縮される予定。
80000系に設置されている「たのしーと」も、リニューアル時に60000系へ設置するとしています。
2025年度は5本がリニューアルされる予定。

ちなみに6両が5両に減るのは、沿線人口が減りつつあるからで、利用客もコロナ禍前の水準に戻っていないため、環境負荷を低減するため1両減らしたとのこと。

東武野田線では、東武博物館が保有する8000系も現役で走っているので、当面は新旧乗り比べも楽しめるということに。

東武80000系
「子育て世代に優しい」東武野田線、新設の「たのしーと」って何!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

「東武博物館が所有する保存車両」が野田線で活躍!

大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)と船橋駅(千葉県船橋市)を結ぶ東武野田線(62.7km、35駅)で活躍するのが8000系の8111F。実はこの車両、保有するのは東武博物館(東京都墨田区東向島)で、東武野田線で走らせながらの動態保存という珍し

 

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