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十和田市秋まつり|2024

十和田市秋まつり

2024年9月6日(金)~9月8日(日)、青森県十和田市で『十和田市秋まつり』が開催されます。豪華絢爛な山車や勇壮な太鼓車、合わせて30台以上の出陣で通りを埋めつくす十和田市最大のイベント。約1000名による伝統芸能「南部駒踊り」、「新駒踊り」の華やかな舞姿は圧巻。官庁街通りでの夜間運行は見逃せません。

三本木開拓時代の豊作祈願の祭りがルーツ

幕末の三本木開拓時代にはすでに始まっていたという三本木稲荷神社の秋季例祭と、市内各地で行なわれていた豊作祈願の秋まつりを昭和25年に集結させ、三本木稲荷神社の例大祭にあわせて『十和田市秋まつり』として開催するもの。

とくに祭り中日(土曜)、ライトアップされた山車や太鼓車、神輿の夜間運行は必見。
太鼓車が向かい合い、太鼓の打ち合いで威勢の良さを競うダイナミックな「ケンカ太鼓」でクライマックスを迎えます。

2024年『十和田市秋まつり』おもな行事日程

9月6日(金)
14:00~流し踊り、神輿、パレード、山車合同運行/三本木大通り
18:00〜流し踊り、神輿、ダンスなど/官庁街通り

9月7日(土)
13:00~山車などの展示/官庁街通り
14:30~山車表彰式、十和田囃子の演奏/中央駐車場
17:00~薄暮運行、夜間運行/官庁街通り

9月8日(日)
14:00~流し踊り、神輿、パレード、山車合同運行/三本木大通り
17:00〜秋まつりフィナーレ歌謡ショー/駒っこ広場

会場となる三本木大通り、官庁街通りには交通規制が実施されます。

江戸時代に始まった三本木開拓は、苦難との闘いだった!

十和田山(十和田湖)の噴火によってできた火山灰土壌の扇状地帯を開拓した三本木(さんぼんぎ)の開拓。
火山性の土質のため雨水もすぐに地中へ入ってしまい、樹木も満足に生育しない土地で、夏は太平洋からは冷涼な山背が吹いて冷害を起こし、冬は西北から吹く八甲田おろしのためものすごい吹雪で、一帯は耕作地には不向きで、牧畜などに利用されていました。

南部領七戸代官所の記録では、現在の十和田市元町あたりに民家が40戸〜50戸ほどあり、七戸通三本木村と称していました。
日々の生活がギリギリという状況だったので、飢饉の際は深刻で、天明3年(1783年)の大飢饉後には当時三本木村に52軒あった家がわずか26軒に減ってしまったほどです。

この三本木の開拓に目をつけたのが南部盛岡藩士・新渡戸傳。
新渡戸傳62歳の安政2年(1855年)4月、開拓願いを藩に提出、8月に許可され三本木新田御用掛となり工事に着手しています。
上水工事、開田などが積極的に行なわれ、嫡子・十次郎は、さらには新町を京に真似て十二町四方碁盤目状の都市計画に基づいて築き、現在の十和田市の基盤となっています。

十和田市秋まつり|2024
開催日時 2024年9月6日(金)~9月8日(日)
所在地 青森県十和田市
場所 三本木大通り、十和田市 官庁街通り 周辺 (中央駐車場 含む)
関連HP 十和田市秋まつり公式ホームページ
ドライブで 八戸自動車道八戸北ICから約27km
駐車場 十和田市総合体育センター駐車場(30台/有料)、 十和田市民文化センター駐車場(200台/有料)、 西二番町駐車場(100台/有料)、 北園駐車場(250台/有料)、 第2中央駐車場(120台/有料)
問い合わせ 十和田商工会議所 TEL:0176-24-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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