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蒲生田岬

蒲生田岬

紀伊水道と太平洋が交わる四国最東端の岬が徳島県阿南市の蒲生田岬(かもだみさき、がもうだみさき)。北側には「阿波の松島」といわれる橘湾、南側は絶壁の阿南海岸となっていて一帯は室戸阿南海岸国定公園に指定されています。岬沖は瀬戸内海と太平洋の境目となっています。

瀬戸内海と太平洋を分ける岬に建つ蒲生田岬灯台

蒲生田岬の海岸は大浜海岸(美波町日和佐浦)と同様にアカウミガメの上陸地として知られ、毎年5月〜8月にかけて産卵にやってきます。

蒲生田岬の沖は明治35年8月に英国船カーゼーシー号(8000t)が座礁沈没するなど古来からの難所。
先端には大正13年初点灯、昭和47年改築の蒲生田岬灯台(無人)が建っています。
階段で上った灯台基部からは、晴れた日には大鳴門橋、淡路島、日ノ御崎や紀州の山並みまで望むことが可能。
灯台の閃光灯(せんこうとう)は海抜48.2mに位置しています。

灯台周辺の岩山はウバメガシと椿が密生する風成林。
沖合いはイシマササユリが群生する伊島、前島、棚子島が浮かび、絶好の釣り場となっています。
また蒲生田亜熱帯植物群落のひとつナンジャモンジャの樹は、高さ20m、幹周り1.45m、樹齢約100年の巨木。

領海及び接続水域に関する法律によれば瀬戸内海とは蒲生田岬灯台と紀伊日ノ御埼灯台を結んだ線の内側。
というわけで、蒲生田岬沖は瀬戸内海と太平洋の境目となっているのです。

蒲生田岬
名称 蒲生田岬/かもだみさき、がもうだみさき
所在地 徳島県阿南市椿町蒲生田
関連HP 阿南市公式ホームページ
電車・バスで JR橘駅から徳島バス椿泊行きで30分、横尾下車、徒歩1時間30分
ドライブで 神戸淡路鳴門自動車道鳴門ICから約62km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 阿南市商工観光労政課 TEL:0884-22-3290
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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