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金泉寺(四国八十八ヶ所霊場第3番札所)

金泉寺(四国八十八ヶ所霊場第3番札所)

徳島県板野町にある金泉寺は、四国八十八ヶ所霊場第3番札所で2番の極楽寺から徒歩40分ほどの位置にあります。奈良時代に聖武天皇の勅願で行基が開基したと伝えられる古刹で、当初は金光明寺と号していましたが、日照りに悩むとある日に、空海が立ち寄って井戸を掘り、黄金井の霊水が湧き出したことから金泉寺と改められたと伝えられています。

黄金の仏像が現れたと伝わる古井戸が境内に

この井戸は今も大師堂のそばの黄金井地蔵の前にあり、井戸をのぞいて顔が映れば長寿と伝えられています。
境内からは天平、藤原時代の古瓦が発掘されていますから奈良時代からの古刹であることは間違いありません。

『源平盛衰記』には、源義経が屋島に向かう途中に金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしたと記されています。

亀山天皇の信仰が厚く、堂塔の再興や京の三十三間堂を模した堂を建立し、山号を亀光山と号し、勅願道場としています。
天正10年(1582年)、四国統一を進める長宗我部元親軍阿波侵攻の兵火を受け伽藍を焼失し、現存する堂宇はその後の再建。
境内にある「弁慶の力石」は、寿永4年(1185年)の源平合戦の折、屋島へ向かう途中の源義経がここで兵を休め作戦を練った際、弁慶が力試しに持ち上げた石と伝わります。

四国八十八ヶ所霊場間の距離・時間

2番札所・極楽寺(徳島県鳴門市大麻町檜ダンの上12) — (3km/10分) — 3番札所・金泉寺(徳島県板野郡板野町大寺亀山下66) — (7km/15分) — 4番札所・大日寺(徳島県板野郡板野町黒谷居内5)

金泉寺(四国八十八ヶ所霊場第3番札所)
名称 金泉寺(四国八十八ヶ所霊場第3番札所)/こんせんじ
所在地 徳島県板野郡板野町大寺亀山下66
関連HP 四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ
電車・バスで JR板野駅から徒歩10分
ドライブで 高松自動車道板野ICから約1km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 金泉寺 TEL:088-672-1087
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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