2024年8月24日(土)19:30〜、大分県津久見市の津久見駅前通りで『第61回津久見扇子踊り』が開催。戦国時代に戦没した兵士、農民の供養で、京舞いの流れを組む扇子踊りを創設したと伝えられる歴史ある踊り。市内の企業、津久見扇子踊り保存会、扇子踊り娘などが参加し、扇子踊りなどを披露します。
大友宗麟が領主だった時代に生まれた踊り
大友宗麟(おおともそうりん)終焉の地でもある津久見市。
大友宗麟は、豊臣政権下で島津氏と激しく対立し、戦国時代末期には九州各地で激戦を繰り広げていました。
そんな時代を背景に、津久見扇子踊りは、大友氏の家臣で津久見に駐屯した武士たちが、戦没兵士、農民供養のために、地元住民と、京舞の流れをくむ踊りを舞ったことが始まりとされています。
美しい扇子が舞う優雅さと戦国時代の合戦の様子を表す所作の勇壮さのコントラストが特徴で、大分県の無形民俗文化財に指定されています。
2024年も7月10日(水)に『令和6年度津久見扇子踊り娘認定式』が行なわれ、新たに10名の扇子踊り娘が加わっています。
津久見市から認定された扇子踊り娘をはじめ、津久見市内の大人から子ども会まで500人ほどが扇子の舞を披露します。
「扇子踊り娘」20名が会場の舞台で披露する舞台踊りは祭りの花形イベントになっています。
17:00〜22:00の間、津久見駅前通りに交通規制も実施。
第61回津久見扇子踊り|津久見市|2024 | |
開催日時 | 2024年8月24日(土)19:30〜 |
所在地 | 大分県津久見市港町4142-153 |
場所 | 津久見駅前通り |
関連HP | 津久見市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR津久見駅から徒歩5分 |
ドライブで | 東九州自動車道津久見ICからから約3.5km |
問い合わせ | 津久見市観光協会 TEL:0972-82-9521 |
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