鳥取市用瀬町に鎮座する古社。天暦年間(947年~956年)に京(山城国愛宕郡)の祇園社(八坂神社)の分霊を勧請して創建し、妙見大明神としています。羽柴秀吉軍の鳥取城攻めの際の兵火で社殿や古文書を焼失し、由来などは定かでありません。藩政時代には智頭郡での鳥取藩祈願所になっていました。
麒麟獅子は江戸時代の仏師の作品
明治元年に近隣の産土(うぶすな)6社を合祀して東井神社と改称。さらに明治5年、鳥取藩の藩校・尚徳館(現・とりぎん文化会館)にあった宇倍神社・賀露神社分社社殿を移して再建したため、池田家の揚羽紋を随所に見ることができます。
毎年5月2日(宵宮)・3日(本祭)の祭礼で舞う麒麟獅子舞(きりんじしまい)は、因幡東照宮の影響を受けたもの。使われる麒麟獅子は、1828(文政11)年の仏師・山本利助の作。
東井神社 | |
名称 | 東井神社/とういじんじゃ |
所在地 | 鳥取県鳥取市用瀬町用瀬96 |
関連HP | 鳥取市公式ホームページ |
電車・バスで | JR用瀬駅から徒歩7分 |
ドライブで | 鳥取自動車道用瀬ICから約3km |
駐車場 | 用瀬図書館駐車場(無料)を利用 |
問い合わせ | 東井神社 TEL:0858-87-2840 |
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