2024年10月18日(金) 〜 10月20日(日)、三重県伊賀市の上野天神宮(菅原神社)で『上野天神祭 鬼・だんじり行事』が執り行なわれます。伊賀地区最大の秋祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定、『ダンジリ行事』は全国33ヶ所の「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産に登録。
ユネスコ無形文化遺産に登録の『だんじり行事』
金曜=宵々山、土曜=足揃えの儀・宵山、日曜=神幸祭という日程。
金曜の宵々山では、9基のだんじりが城下町の本町筋・二之町筋の各町に展示されます。
土曜=足揃えの儀・宵山は、14:00〜16:00の間、鬼行列は、「役行者行列」(えんのぎょうじゃぎょうれつ)で、役行者の大峰山への峰入りの様子を模したもの。
元禄年間(1688年~1704年)に創始されたという歴史ある行列です。
大御幣を先頭に、悪鬼、八天、四天、悪鬼そして伊賀流忍者の元祖といわれる役行者が登場、ひょろつき鬼が続き、最後が鬼を従えた源為朝で、が法螺貝(ほらがい)と太鼓とともに三之町筋を練り歩き、邪気を払います。
だんじりは、昼の巡行、夜の巡行があり、夜は銀座通りを、提灯を揺らしながら曳行。
日曜は神幸祭で、上野天神宮の2基の神輿(天満宮神輿・九社宮神輿)の神輿行列は9:00に東の御旅所を出発、鬼行列、9基のだんじりが続きます。
行列は午前・午後、伊賀上野の城下町を巡り、江戸時代のままに祇園囃子が城下に響き、歴史を感じることが可能。
三重県内でユネスコの「山・鉾・屋台行事」に登録されるのは上野天神祭の『ダンジリ行事』のほか、鳥出神社の鯨船行事(四日市市)、桑名石取祭の祭車行事(桑名市)があり、愛知・岐阜・三重の東海三県で11件と全体の3分の1を締めています。
現在の『上野天神祭』は、江戸時代前期の万治3年(1660年)に再興された祭礼で(伊賀国藤堂藩の許可のもと行なわれた天神祭)、それ以前のことは定かでありません。
ちなみに、本祭の日程は、江戸時代には旧暦9月25日、明治維新後に新暦10月25日、ユネスコ無形文化遺産登録を契機として平成29年からは10月25日までの直近の日曜になっています。
上野天神祭『鬼・だんじり行事』|2024 | |
開催日時 | 2024年10月18日(金) 〜 10月20日(日) |
所在地 | 三重県伊賀市上野東町2929 |
場所 | 上野天神宮(菅原神社) |
関連HP | 上野天神祭公式ホームページ |
電車・バスで | 伊賀鉄道広小路駅から徒歩3分 |
ドライブで | 名阪国道上野東ICから約1.7km、周辺は交通規制が実施されます、できるだけ公共交通機関を利用を |
駐車場 | 市営城北駐車場(275台/有料)、市営だんじり会館駐車場(35台/有料)、市営上野公園第1駐車場(50台/有料)、市営上野公園第2駐車場(93台/有料)、市営上野公園第3駐車場(76台/有料)、市営白鳳門駐車場(25台/有料)、上野西小学校臨時駐車場(200台/有料)、上野ガス駐車場(45台/無料)、伊賀市役所臨時駐車場(262台/無料)、創価学会伊賀上野文化会館第2駐車場(90台/無料) |
問い合わせ | 上野天神宮(菅原神社)TEL:0595-21-2940/FAX:0595-24-5850 |
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