春の新緑、夏の避暑、そして秋の紅葉、冬のスキーと、あまりオフシーズンのない磐梯高原(裏磐梯)。設備、サービス充実のリゾートホテルもあり、全体的に宿のレベルも高いのですが、人気のリゾートホテルは料金も高いというのが難点です。
磐梯高原の宿を選ぶコツは!?
磐梯高原は大人のリゾートに耐えうるレベルのホテルもあり、結論をいえば、少し奮発してハイレベルなリゾートホテルの予約が賢明です。
宿のランクを少し落とせば、手頃な料金設定になりますが、旅慣れた人は、料理やサービス、あるいは子供が走り回るなどへの不満が生じる危険性が高まるでしょう。
エコノミーが優先条件なら、迷わず休暇村裏磐梯がおすすめです。
裏磐梯高原ホテル
昭和33年に創業という磐梯高原の老舗リゾートホテル。
磐梯山と弥六沼の絶景が広がるティーラウンジも素敵で、磐梯高原で優雅な時を過ごしたい人には最適です。
皇室の利用も多いというホテルで、磐梯山側の客室からの眺めはまさに絶景。
エントランス側の客室もリニューアルが行なわれ、快適です。
温泉は、源泉(裏磐梯弥六沼温泉/63.4度)に磐梯山の伏流水を加水し温度を下げてかけ流し。
「展望露天風呂 四季の湯」は、磐梯山を眺める絶景温泉です。
夕食は、地元産の有機野菜や東北・福島ブランドの素材を活かした、洋食(フレンチ)、または和食を選択。
裏磐梯スキー場は、裏磐梯高原ホテル直営。
予算的に宿泊が無理な場合には、レストランで、季節のパスタランチなどを味わい、ぜひ格式高いリゾートホテルの雰囲気だけでも味わいましょう。
休暇村 裏磐梯
全国の国立公園、国定公園に展開する公共の宿、休暇村。
全室磐梯山側という客室は10畳和室と、30平米というゆったりサイズの洋室。
洋室はエキストラベット、ソファベット利用で4名までOKなので、ファミリーにも対応しています。
夕食はブッフェと会席料理から選択。
温泉は茶褐色のにごり湯「こがね湯」で、大浴場のほか、露天風呂「こがねの湯」が用意されています。
大浴場は、加水・加温・ろ過をしているため、透明の温泉です。
裏磐梯アウトドアステーション「森のカフェ」、天文台も併設。
ユニバーサル化も進んでいて、車椅子などにも対応しています。
また休暇村を起点に、「自然の小径(こみち)」、「ふれあいのみち」、「ふるさとウォーキング」も設定され、散策の基地に絶好です。
コストパフォーマンスもよく、人気の施設なので早めの予約が必要です。
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag