和歌山県東牟婁郡太地町、古式捕鯨発祥の地として知られる太地にあり、世界随一のスケールを誇るクジラの博物館が、太地町立くじらの博物館。江戸時代の古式捕鯨の方法はもちろん、鯨の生態や捕鯨に関する資料など充実した内容に。屋外施設ではイルカに触れ合うなど体験コーナー、ショーも充実。
水族館的なショーや体験イベントも充実
博物館本館は1階から3階まで吹き抜けになっており、本館1階の大ホールでは太地の伝統的な捕鯨方法「古式捕鯨」を再現したジオラマが展示され、吹き抜け部分に、セミクジラやシャチなどの実物全身骨格標本が吊り下がっています。
2階は「生物学的にみたクジラ」で謎に包まれたクジラの生態を紹介。
3階は「人とクジラとの関わり」に関する展示となっています。
屋外には体長26mのシロナガスクジラの全身骨格レプリカの展示もあるほか(実物は下関市しものせき水族館「海響館」で展示)、自然の入江を利用したプールではイルカショー、ゴンドウクジラのクジラショーも実施しています。
クジラショーエリア・ふれあいの海で行われる「カヤックアドベンチャー」では、ゴンドウクジラの大きさを間近に体感することができます(カヤックの操作が可能な人が操船する必要があります)。
ふれあい桟橋では、イルカやクジラたちを眼前で観察できるほか、ふれあいイベント(餌あげ体験、イルカにタッチ、)を実施。
ふれあいの浜では、ウェダー(胴付き長靴)を着用して、トレーナーと一緒に海の中に入って優しくイルカに触れることが可能。
ほかに630トンの大水槽がある「海洋水族館マリナリュウム」や資料館なども点在。
太地町立くじらの博物館 | |
名称 | 太地町立くじらの博物館/たいじちょうりつくじらのはくぶつかん |
所在地 | 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2 |
関連HP | 太地町立くじらの博物館公式ホームページ |
ドライブで | 阪和自動車道南紀田辺ICから約89km |
駐車場 | 200台/無料 |
問い合わせ | 太地町立くじらの博物館 TEL:0735-59-2400/FAX:0735-59-3823 |
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