和歌山県田辺市、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になった熊野古道・中辺路(なかへち)途中にあるのが大門王子(だいもんおうじ)。熊野九十九王子社(くまのくじゅうくおうじしゃ)のひとつ。高原集落から十丈峠へ向かう山道にあり、かつて付近に熊野本宮の大鳥居があったのが名の由来。
高原〜十丈峠間にある王子
江戸時代までは碑があるだけだったと推測されていますが、熊野三百町石のひとつと思われる笠塔婆(かさとうば)と、紀州藩主・徳川宗直(とくがわむねなお)が享保8年(1723年)に建立した緑泥片岩製の王子跡石碑が立っています。
朱塗りの小さな社殿は、平成元年の建立。
高原熊野神社から1.8km、徒歩45分。
名称 | 大門王子/だいもんおうじ |
所在地 | 和歌山県田辺市中辺路町高原 |
関連HP | 田辺観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 阪和自動車道南紀田辺ICから約26km |
駐車場 | 高原霧の里駐車場(15台/無料) |
問い合わせ | 田辺観光協会 TEL:0739-26-9929/FAX:0739-22-9903 |
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