和歌山県御坊市にある紀州鉄道紀州鉄道線の終着駅が、西御坊駅(にしごぼうえき)。昭和7年4月10日、松原口駅として開業、すぐ西御坊駅に改称されています。昭和9年8月10日、西御坊駅〜日高川駅間が開業し、全通となりましたが日高川駅の区間は平成元年4月1日に廃止され、西御坊駅が終着駅となっています。
「非電化区間で日本最短のローカル線」の終着駅
昭和30年〜昭和59年には大和紡績和歌山工場の専用線(大和紡績=現・ダイワボウホールディングス)0.85kmが分岐していました。
終着駅ながら寂しい無人駅で、1日平均の乗降客も数十人となっています。
紀州鉄道紀州鉄道線は営業キロ2.7kmで、「日本一短い私鉄」といわれてもいますが、実は距離だけなら千葉県の成田空港の東側を走る芝山鉄道(東成田駅~芝山千代田駅/平成12年開業)が一番短く、2.2kmしかありません。
そのため、「日本最短のローカル線」、「日本一短いローカル私鉄」と称されています。
わずか2.7kmですが、途中に市役所前、紀伊御坊、学問と3駅もあります。
ちなみに、第三セクターを除き、近畿地方で全線が非電化の私鉄路線は、紀州鉄道のみです。
西御坊駅 | |
名称 | 西御坊駅/にしごぼうえき |
所在地 | 和歌山県御坊市薗 |
関連HP | 紀州鉄道公式ホームページ |
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