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枕流亭

枕流亭

山口県山口市、香山公園(こうざんこうえん)・墓所東に移築されている歴史的建造物が、枕流亭(ちんりゅうてい)。幕末の慶応3年(1867年)、この町家2階の畳敷きの一室に、薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通らが訪れ、桂小五郎(木戸孝允)など長州藩討幕派と薩長連合の密議が行なわれたと伝えられています。

2階で、薩長連合締結の密議が行なわれた

もとは山口で酒造・醤油・両替などを営んでいた旧家・安部家(本家の安部半助邸)の離れで、一の坂川の安部橋近く、川の流れを望む河畔にあったため(現・山口市道場門前1丁目)、枕流亭と名が付いたもの。
薩摩藩士の西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、大山格之介らが山口に来訪し、長州藩の倒幕派である桂小五郎(木戸孝允)、広沢真臣、伊藤博文、品川弥二郎らに迎えられ、密議を行ない、連合討幕軍の結成を誓い合いました。

明治維新後、幾度かの移転を経て、昭和35年、現在地に移されています(枕流亭跡地には現在石碑、灯籠が立っています)。
1階は展示スペースで、2階は当時の雰囲気そのままに現存。

枕流亭
名称 枕流亭/ちんりゅうてい
所在地 山口県山口市香山町
関連HP 山口市公式ホームページ
電車・バスで JR山口駅からJRバス・防長交通バス県庁前方面行きで8分、県庁前下車、徒歩12分
ドライブで 中国自動車道山口ICから約8km
駐車場 香山公園駐車場(100台/無料)
問い合わせ 香山公園前観光案内所 TEL:083-934-6630
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

瑠璃光寺(香山公園)

「西の京・山口」と呼ばれる山口県山口市。大内氏全盛期の大内文化を伝える瑠璃光寺を中心に一帯を公園化した場所が香山公園。春の梅、桜で有名。香山墓所は、毛利敬親(もうりたかちか)が居城を萩から山口に移し、明治4年に敬親が山口で没して以降、毛利家

露山堂

山口県山口市、香山公園(こうざんこうえん)内、枕流亭(ちんりゅうてい)すぐそばに建つ茶室が、露山堂。もとは13代藩主・毛利敬親(もうりたかちか)が、萩からの藩庁移転に伴い政事堂の藩主居館近く(現在の山口県庁付近)の一露山麓に建てたもので、明

 

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