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川崎観音

川崎観音

山口県周南市にある、「おっぱい観音」と通称され、安産祈願などの信仰があるのが、川崎観音。安産や母乳が良く出るようにと、手作りの「おっぱい絵馬」(乳絵馬)を奉納するのが習わし。源平合戦で活躍した平景清ゆかりの観音堂で、秘仏の本尊は12年に一度の御開帳です(直近では令和2年に御開帳)。

自作の「おっぱい絵馬」が多数奉納されている!

奉納者が手作りする「おっぱい絵馬」

源平合戦で再起を図る平景清(藤原景清)は川崎観音の本尊・観世音に暴風雨を静め給えと念じ
「悪七兵衛」(あくしちびょうえ)の異名を持つほど勇猛だったという平景清伝承は、全国に残り、川崎観音もそのひとつで、境内に景清の力石、平景清目洗いの井戸があります。
景清の力石は、勇猛な平景清が海岸から運び上げたと伝わるもので、力石を撫で、自分の腰から
下の患部を擦れば腰痛などの治癒に霊験ありと伝えられています。
平景清目洗いの井戸は、目の悪い人は自分の定規箸で井戸から出る溝のゴミを取り除くと霊験あらたかといわれています。

安産祈願、先祖供養などの祈祷が行なわれる縁日は18日ではなく、毎月17日。
「初観音」も1月17日です。
安産祈願のほか、自身の腹帯を持ち込み、祈祷してもらうこともできます。
自作の「おっぱい絵馬」は、あまり大きなものは飾ることができないので、「B5サイズより小さなものを」とのこと。
縁日は混雑するので、比較的に人出の少ない午前中の参詣がおすすめです。

安産のお守り、腹帯などは長弘商店で購入できます。

ちなみに、川崎観音堂の運営は地元の自治会(川崎観音堂運営委員会)が行なっています。

川崎観音
名称 川崎観音/かわさきかんのん
所在地 山口県周南市川崎2−1
関連HP 周防市公式ホームページ
電車・バスで JR山陽本線新南陽駅から徒歩20分
ドライブで 山陽自動車道徳山東ICから約8km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 川崎観音 TEL:0834-62-6164
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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