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羽黒山・爺杉

羽黒山・爺杉

羽黒山参道、神橋から徒歩5分、国宝・羽黒山五重塔のそばに立つ爺杉(じじすぎ)は、樹齢1000年といわれる秋田杉系の老杉。目通り幹囲8.2m、樹高は48mを越える羽黒山内一の巨木で、国の天然記念物に指定されています。以前は同様の老杉、婆杉と並んでいたが、台風で失われてしまい、現在は爺杉のみとなっています。

羽黒山中随一の巨杉は樹齢1000年の秋田杉

明治35年の暴風雨で倒れた婆杉ですが、実は明治維新後の廃仏毀釈、神仏分離の嵐の中で、太い方の杉が倒れてしまったのですが、倒れた杉が爺杉なのか婆杉なのか、定かでなかったとのこと。
地元では、議論の末に残った方を「親杉」という呼称とすることにしたのですが、天然記念物の指定の際になぜか「羽黒山の爺スギ」になってしまったというのが真相。

東北育種場奥羽増殖保存園内には接ぎ木で増殖させた8本が保護育成されています。

羽黒山・爺杉
名称 羽黒山・爺杉/はぐろさん・じじすぎ
所在地 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒33
関連HP 出羽三山神社公式ホームページ
電車・バスで JR鶴岡駅から庄内交通バス羽黒山頂行きで40分、羽黒センター下車、徒歩10分
ドライブで 山形自動車道鶴岡ICから約18km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 出羽三山神社 TEL:0235-62-2355/FAX:0235-62-2352
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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