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信玄公墓所

信玄公墓所

元亀4年(1573年)、信州駒場で病死した武田信玄を密かに仮埋葬した地と伝えられているのが甲府市岩窪町にある信玄公墓所。武田信玄は上洛途中で病に倒れ、その遺言によって、喪を3年間も隠し続け、さらに万一の外敵を恐れて、埋葬地を秘密にもしていました。居館のあった府中(甲府市)に残される墓所のひとつがこの信玄公墓所です。

信州駒場で病死した信玄を密かに仮埋葬した地

喪を3年間も隠し続けたためもあって、武田信玄の墓は甲州では大泉寺、恵林寺、信州の諏訪湖、長岳寺(下伊那郡阿智村駒場)、龍雲寺(佐久市)、紀州の高野山奥の院、三河(設楽町)の福田寺、京の妙心寺など全国各地に存在しています。

信玄はその死が公表された後に、武田勝頼の手によって恵林寺(甲州市)に埋葬されていますが、では秘められた3年間はその遺骸はどこにあったのかということに。

新緑の季節に死んだことを考えても、いずれの地かで火葬するなどして、どこかに安置する必要に迫られたはずです。
永禄3年(1560年)、信玄が、京都より説三和尚を迎えて開山し、元亀元年(1570年)7月28日に没した三条夫人の菩提寺である円光院の近くに仮埋葬をしたという可能性は、かなり大。

信玄公墓所
名称 信玄公墓所/しんげんこうぼしょ
所在地 山梨県甲府市岩窪町
関連HP 甲府市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR中央本線甲府駅北口から山梨交通バス武田神社経由積翠寺行きで7分、武田神社下車、徒歩15分。または大泉寺から徒歩10分
ドライブで 中央自動車道甲府昭和ICから約7km。または、中央自動車道一宮御坂ICから約15km
駐車場 なし
問い合わせ 甲府市観光開発課 TEL:055-237-5702
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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