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新府桃源郷

新府桃源郷

韮崎市中田町の新府城周辺、60haに広がる桃畑。富士山、南アルプス、八ヶ岳を借景にする風情はまさに桃源郷だ。山梨県内の桃源郷でも標高が高いので開花時期が少し遅いのが特徴で、見頃は例年4月初旬~4月中旬。花の見頃を過ぎると、農家の摘花が始まります。冬の寒さと、夏の暑さの寒暖の差が、糖度の高い新府桃が生まれる理由。

韮崎市の新府城一帯に広がる桃畑

新府桃源郷から八ヶ岳を眺望
鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳など南アルプスを眺望

新府桃源郷からは南アルプスはもちろん、八ヶ岳を眺望できるのが特徴。
新府桃源郷を半周するように端を走るのが中央本線なので、特急「あずさ」と桃の花のコラボ写真も撮影可能です。

新府桃源郷の西南側の高台に位置するのが新府城。
新府城は、武田勝頼が七里岩(八ヶ岳の山体崩壊にともなう岩屑流が釜無川と塩川の浸食で形成された30kmもの断崖)の上に築いた戦国時代末期の城郭で、武田氏最後の城ともなった新府城から新府桃源郷を見渡すことも可能です。

天正9年(1581年)に武田勝頼が築城し、12月24日に府中の躑躅家ヶ崎館(武田氏館跡=山梨県甲府市)から移転していますが、天正10年3月3日、勝頼は織田軍侵攻を目前にして自ら城に火を放ち退去しています(3月11日に田野・天目山で自刃)。
新府とはまさに新しい甲斐の府中という意味です。

同じ韮崎市にある王仁塚(わに塚)の桜とハシゴするのもおすすめです。

新府桃源郷
名称 新府桃源郷/しんぷとうげんきょう
所在地 山梨県韮崎市中田町中條
関連HP 韮崎市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR新府駅から徒歩15分
ドライブで 中央自動車道韮崎ICから約6km、または、須玉ICから約5.7km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 韮崎市観光協会 TEL:0551-22-1111/FAX:0551-23-1215
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

王仁塚の桜

2017年4月19日

 

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