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太良ヶ峠

太良ヶ峠

山梨市と甲府市を結ぶ山梨県道31号(甲府山梨線)の峠が太良ヶ峠(たらがとうげ)。帯那山(1422.4m)と棚山(1171.1m)の鞍部にあたり標高は 1123m。峠から尾根沿いに1分も歩けば方位盤のある展望台です。地元では夜景を見に来る人もいますが、甲府側は道も狭いので注意が必要。山梨市側からのアプローチが賢明です。

甲府市と山梨市の境に位置する山中の峠は夜景の名所

甲府盆地との標高差も700m以上あり、標高を生かしての高度差もあって、山国・山梨県でも人気の夜景スポットになっています。

この太良ヶ峠越えの道は、府中(現・甲府市武田神社周辺)の躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた/信玄の居城=現・武田神社)、詰城である要害城から峠を越え、戸市の関、切差城を経て赤芝・鍵懸の関(現・山梨市牧丘)へと抜ける秩父往還の脇街道。
武田信玄が整備した軍用道路とも推測されています。

ちなみに国土地理院の地形図には、太良ヶ峠と記されていますが、現地の道路標示などは太良峠となっています。

太良ヶ峠
名称 太良ヶ峠/たらがとうげ
所在地 山梨県山梨市切差・甲府市上積翠寺町
ドライブで 中央自動車道甲府昭和ICから約16km。一宮御坂ICから約20km
駐車場 2台/無料
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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