毎年8月16日19:30頃〜、京都府舞鶴市の伊佐津川下流で『吉原の万灯籠』(よしわらのまんどろ)が行なわれます。江戸時代、享保年間(1716年〜1736年)、クラゲが大発生し、漁がまったくできなくなった際、海中で火を焚き海神様の怒りを鎮め、クラゲ退治と海難防止、あわせて豊漁を祈願して始められたもの。
魚型の万灯籠に神火を点火
毎年、漁業の町・吉原地区の保存会が実施するもので、魚型の万灯籠に神火を点火し、伊佐津川に立てて、火のついた万灯籠をぐるぐる回転させる勇壮な火祭り。
「愛宕さん」と呼ばれる円隆寺(舞鶴市市引土)で火を授かり、当日朝から切り出した竹を魚形に組み立て、松明を取り付けた高さ16m〜18m、幅5mほどの万灯籠に点火し、それを腰まで川に浸かった30人〜40人ほどで立ち上げようと奮闘します。
京都府の無形民俗文化財に登録。
吉原の万灯籠|舞鶴市 | |
開催日時 | 毎年8月16日19:30頃〜 |
所在地 | 京都府舞鶴市吉原 |
場所 | 伊佐津川下流 |
電車・バスで | JR舞鶴線西舞鶴駅、または京都丹後鉄道宮舞線西舞鶴駅から徒歩15分 |
ドライブで | 舞鶴若狭自動車道舞鶴西ICから約5km |
問い合わせ | 舞鶴観光協会 TEL:0773-75-8600 |
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