愛媛県西条市、霊峰・石鎚山を御神体と仰ぐ、石鎚信仰。石鎚山の山頂に鎮座するのが、石鎚神社・頂上社(奥宮)です。社殿には3体の御神像(玉持ちの御神像、鏡持ちの御神像、剣持ちの御神像)が祀られ、夏山の登拝シーズン期間のみ、神像に触れる御神像拝戴が可能です。
石鎚山山頂に鎮座する霊域中の霊域!
明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは、仏教、神道、修験道が融合した神仏習合で、石鈇山蔵王権現(いしづちさんざおうごんげん)が信仰の対象でした。
これは開山の役行者が修行の上に感得したと伝えられるもので、現在は石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)として祀られています。
もともと、石鎚の聖域は石鎚山の七里四方といわれ、成就社(中宮)から頂上に至る間はとくに浄域と見なされていました。
成就社神門から頂上社までの登山道は、今も神社の境内地の扱い。
往時には、一の鎖から上部は特別に神聖な区域とされ、登拝にあたってもこの一の鎖で新しい草鞋(わらじ)に履き替えていたというほど。
さらに二の鎖、三の鎖をよじ登ってようやく山頂というまさに難行苦行は、無我の境地を体験する機会にもなっているのだとか。
頂上社(奥宮)は、5月1日11:00に開門し、11月3日11:00に閉門。
山頂にある山小屋「頂上山荘」も石鎚神社の経営(石鎚神社会館が運営)で、頂上社(奥宮)の神職も、この「頂上山荘」に寝泊まりしています。
男女混合の相部屋で、個室はありません。
食堂、売店も営業。
石鎚神社・頂上社(奥宮) | |
名称 | 石鎚神社・頂上社(奥宮)/いしづちじんじゃ・ちょうじょうしゃ(おくみや) |
所在地 | 愛媛県西条市西田甲797 |
関連HP | 石鎚神社公式ホームページ |
ドライブで | 松山自動車道松山自動車道いよ小松ICから約22km、いよ西条ICから約29kmで温泉旅館京屋駐車場 |
駐車場 | 温泉旅館京屋駐車場(500台/有料)、または、土小屋駐車場(50台/無料)を利用 |
問い合わせ | 石鎚神社本社 TEL:0897-55-4044/FAX:0897-55-7242 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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