サイトアイコン ニッポン旅マガジン

奥殿陣屋

愛知県岡崎市奥殿町にある陣屋が奥殿陣屋。徳川秀忠に仕え、大坂の陣の戦功により3000石を与えられた松平真次が、大給(豊田市大内町)に陣屋を構えたのが奥殿松平家の始まり。2代目の松平乗次は大坂定番となって1万6000石に加増し大名となり(三河大給藩初代藩主)、1707(宝永4)年に第3代藩主・松平乗真が大給から奥殿に陣屋を移しました。

徳川親藩奥殿藩松平家の陣屋・御殿の跡


1684(貞享元)年、松平乗次が大坂定番に任じられ、摂津・河内・丹波などで1万石の加増を受けて合計1万6000石の大名となり、初代の大給藩主となっています。

2代藩主・松平乗成は、第4代将軍・徳川家綱に御目見するなど出世。3代の松平乗真が藩庁を碧海郡奥殿村(現在の愛知県岡崎市奥殿町)に移して奥殿藩を立藩。松平家という名門ということもあって日光祭祀奉行や江戸城御門番などを歴任しています。
松平乗真の代に、近畿の保有する領地1万2000石に代り、信濃国佐久郡田野口に同石高の領地が与えられています。

奥殿に陣屋を構えて以降、幕末の1863(文久3)年に信濃佐久郡田野口(長野県佐久市)に移転するまで奥殿藩の中心となったのが奥殿陣屋。

御殿や書院は明治維新後に破却されて残っていません。
現在の書院は明治維新後に曹洞宗の寺院・龍渓院の庫裏となっていたものを昭和59年に移築復元したもの。

「花ぞの苑」には四季の花が咲く

一帯は「村積山自然公園」の一部として整備され、敷地内には書院、復元されたお食事処「金鳳亭」、蓬莱の庭(日本庭園)、資料展示室、稲富流を元祖として、一光流、武田流、荻野流、熊野流など数々の煙火流派を紹介する「花火資料室」、立礼席を考案した奥殿藩出身の茶道の宗主である裏千家第11世玄々斎宗室の「玄々斎生誕碑」、歴代藩主の廟所、バラ園を中心に、春はチューリップ、秋はコスモスと多彩な花が咲く「花ぞの苑」があり、NHKの連続テレビ小説『純情きらり』のロケ地にもなっています。

「金鳳亭」では初春の岡崎おうはんの味ごはん、春には竹の子ごはん、夏には笹寿司、秋の松茸ごはん、冬の五目釜めし、その他陣屋弁当、松花堂弁当などの食事も可能。ただし、予約は不可で、数量限定のため11:00の開店から先着順に提供。
書院では、日本庭園を眺めながら抹茶(笹まんじゅう付き)が味わえます。

田野口に移った松平乗謨(まつだいらのりかた=明治維新後は大給恒)は、西洋式城郭(五稜郭)の龍岡城を築城しています。

奥殿陣屋
名称 奥殿陣屋/おくとのじんや
所在地 愛知県岡崎市奥殿町雑谷下10
関連HP 奥殿陣屋公式ホームページ
電車・バスで JR岡崎駅から名鉄バス奥殿陣屋行きバスで50分。または、名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バス奥殿陣屋行きで30分
ドライブで 伊勢湾岸自動車道豊田東ICから約5.5km
駐車場 115台/無料
問い合わせ 奥殿陣屋 TEL:0564-45-7230/FAX:0564-45-7458
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

信州にもあった!五稜郭 龍岡城五稜郭|佐久市

2016年9月15日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了