愛知県半田市にある半田出身の童話作家・新美南吉の業績を紹介するミュージアムが新美南吉記念館。童話『ごん狐』の舞台とされる「中山さまの城跡」(童話の森)に隣接する地に、新美南吉生誕80周年・没後50周年を記念して平成6年に開館した記念館です。
童話『ごん狐』の舞台に建つ新美南吉の記念館
童話『ごん狐』、『手ぶくろを買いに』など新美南吉の代表的な作品6点のジオラマ模型の展示、草稿『権狐』などの直筆原稿や日記、手紙、東京時代の下宿(三畳一間)の再現などから新美南吉の世界がよくわかる仕組み。
デジタル資料閲覧コーナーでは、新美南吉の作品原稿、手紙、日記、写真をタッチモニターで検索できます。
ビデオシアターでは『ごん狐』(上映時間10分・奇数月)と『手ぶくろを買いに』(16分・偶数月)を月替わりで上映。
さらに図書閲覧室には新美南吉の全集や絵本のほか、日本の児童文学に関する文献、郷土資料などが集められ、閲覧が可能です。
cafe&shop「ごんの贈り物」ではオリジナルコーヒー「権ブレンド」、デザートを用意。
隣接する童話の森のなかには「ごんの小径」、「せせらぎの小径」など一周10分ほどの手軽な遊歩道も整備されている。
新美南吉記念館から名鉄半田口駅寄りには新美南吉生家も現存。
名鉄半田口駅周辺には、童話『狐』、『久助君の話』、『疣』に登場の岩滑八幡社(やなべはちまんしゃ)、童話『ひよりげた』の舞台で、童話『久助君の話』、小説『塀』に登場する常福院もあるので、文学散歩にも絶好です。
画像協力/半田市
新美南吉記念館 | |
名称 | 新美南吉記念館/にいみなんきちきねんかん |
所在地 | 愛知県半田市岩滑西町1-10-1 |
関連HP | 新美南吉記念館公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄河和線知多半田口駅から徒歩20分。または、名鉄河和線知多半田駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 知多半島道路半田中央ICから約1.5km |
駐車場 | 61台/無料、ごんの秋まつり期間中は利用不可 |
問い合わせ | 新美南吉記念館 TEL:0569-26-4888/FAX:0569-26-4889 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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