秋田県仙北市、田沢湖北岸の湖畔にある名所、御座石。御座所の石(岩場)という意味を有する石で、慶安3年(1650年)、秋田藩2代藩主・佐竹義隆(さたけよしたか)が田沢湖を遊覧した際、この広い岩場に腰をかけて休んだことがその名の由来に、御座石神社の名の由来にもなっています。
藩主・佐竹義隆が着座した石
地質的には、岩棚は田沢湖カルデラの噴火の際に地上に噴出された軽石(浮石)を主な構成物質とする軽石凝灰岩。
岩盤は、浸食などによって往時に比べると格段に小さくなったといわれています。
湖に張り出すように広がる平坦な岩場には、シンボル的存在となった朱塗りの鳥居が立っていますが、この鳥居は湖神でもある辰子姫を祀る、御座石神社(ござのいしじんじゃ)のもの。
また鳥居の傍らには、1本の木から7種類の木が生えたという、伝説の「七色木(なないろぎ)」などがあるのでお見逃しなく。
御座石 | |
名称 | 御座石/ござのいし |
所在地 | 秋田県仙北市西木町西明寺潟尻 |
関連HP | 田沢湖角館観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR田沢湖駅から羽後交通バス田沢湖一周線で、御座の石神社前下車、徒歩1分 |
ドライブで | 東北自動車道盛岡ICから約48km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」 TEL:0187-43-2111/FAX:0187-43-2077 |
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