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南極公園

秋田県にかほ市にあり、白瀬矗(しらせのぶ)の南極探検の偉業を後世に伝える白瀬南極探検隊記念館の前に広がる公園。建物中央には氷山をイメージするオーロラドームなどが配され、その前には南極を模したという南極公園があり、春には桜が美しく咲き誇ります。

南極をイメージしたという公園には開南丸も

出羽国由利郡金浦村(現・秋田県にかほ市)に生まれ、わずか11歳で探検家を志したという白瀬矗は、浄蓮寺の長男でしたが夢の実現のため軍人となり、千島探検に従軍。
のちに到達目標を北極点から南極点に転換し、明治45年、南極大陸に迫りました。
資金や装備の面と悪天候から、結果的には南極点に達することはできませんでしたが、彼の偉業はたたえられ、地元の人々に語り継がれています。

白瀬南極探検隊記念館では白瀬南極探検隊の足跡や現在の南極観測の状況、昭和43年、日本人南橋点初到達の際に使用された雪上車(KD-605)などを常設展示。

南極公園の敷地内には東郷平八郎によって「開南丸」と命名された、南極探検船の実物大の遊具が配されています。

取材班おすすめ! にかほ市・遊佐町・鳥海登山の宿はここ!

象潟夕日の宿 さんねむ温泉

鳥海山の秋田県側の入口、秋田県にかほ市、象潟駅から徒歩20分の地に建つ2015年4月にオープンした温泉ホテル。
全33室の客室は、ツイン、ファミリールーム(和洋室)、和室など7タイプあり、家族旅行にも絶好です。
源泉かけ流し(単純硫黄泉)の1階大浴場からは日本海、3階展望浴場から鳥海山を眺望。
夕食は日本海御膳などの会席料理、朝食は和定食です。

鳥海温泉 遊楽里

鳥海山の山形県側の入口、山形県遊佐町にある設備充実の公共の宿(温泉ホテル)。
和室(6畳、8畳、10畳)を中心に、ツイン、和洋室(4名利用可能)、特別室(6名まで利用可能)の4タイプあって、ファミリーにも対応しています。
温泉は茶褐色の塩化物泉で、24時間かけ流しで利用可能。
夕食は、庄内豚のしゃぶしゃぶプラン、アワビの踊り焼きプラン、カニのしゃぶしゃぶプランなどが自慢。
料金設定はかなりエコノミーです。
JR吹浦駅またはJR遊佐駅から送迎も可能。

南極公園
名称 南極公園/なんきょくこうえん
所在地 秋田県にかほ市黒川岩潟15-3
電車・バスで JR金浦駅から徒歩20分
ドライブで 日本海東北自動車道本荘ICから約20.8km。または、酒田みなとICから約40.9km
駐車場 20台/無料
問い合わせ にかほ市観光協会 TEL:0184-43-6608/FAX:0184-43-6609
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

埠頭公園(白瀬中尉南極探検出発の地)

2020年7月11日

 

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