3000円のアップで食事付! ANAプレミアムクラスのお得な利用法と、路線とは!?

ANAプレミアムクラス

「シェフがもてなす機上のレストラン」をコンセプトに、ゆったりとしたシートで、朝食、軽食、夕食が提供されるのがANAプレミアムクラス。お得なチケットを手に入れた際にも3000円〜(路線によって料金は異なります)アップグレード予約が可能です。コスパの良い利用法と、路線を紹介します。

まずは2日前に搭乗便プレミアムクラスの空きを確認

ANAプレミアムクラス

ANAではANAマイレージクラブ会員限定のサービスとして、ANA公式サイト、またはANA国内線予約・案内センターから、プレミアムクラスへのアップグレードが搭乗2日前から可能です。
ANAマイレージクラブは、入会費・年会費無料で、スマホが会員証となるデジタルカードならANAホームページから即時発行が可能なので、何ら問題はありません。

団体運賃、ダイナミックパッケージ(旅作および各旅行会社取り扱い)は対象外ですが、特典航空券(ANA SUPER VALUE~早割 VALUE~早割、株主優待、タイムセール)や「いっしょにマイル割」も含まれているので、利用方法次第では、格安で航空券をゲットし、プレミアムクラスへアップグレードということが可能。
スマートシニア、スマートU25場合は当日、飛行場で空きがあればアップグレードできますが、3000円が4000円と少しだけ高くなります。

このアップグレード、使い方によっては、通常の航空運賃よりも安く、プレミアムクラスに搭乗できることになるのです。

ANAの公式サイトで、自身の予約を確認し、「アップグレード手続き」を選択するだけ。
これを使わない手はありません。

ANAプレミアムクラス

空港ではANAラウンジも利用可能、飲み過ぎに注意!

「アップグレード手続き」で支払うのはプレミアムクラスとの差額ですが、当然近距離は3000円と安い料金で変更できますが、東京(羽田)〜石垣などの長距離だと1万4000円の差額が必要になります。
いろいろな意見がありますが、コスパを重視するなら、1万4000円のアップグレードは、滞在先のホテル・旅館(旅行中の消費時間で一番長いのが宿泊先の滞在時間です)で部屋や食事に使ったほうが賢明。

事前にチェックしておきたいのはANAのラウンジ。
羽田、伊丹、千歳、岡山、福岡、松山、熊本、鹿児島、沖縄、仙台、小松、広島、成田空港でANAラウンジが利用できます。
名古屋(中部)、関西、熊本、宮崎は共用ラウンジ(ANAとJALの共有ラウンジ)です。

というわけで、ここでは3000円、5000円、7000円でアップグレードできる航空路線を紹介します。

コスパ重視派に「最強路線」として知られるのが、那覇→新石垣便。
1時間のフライトなので、3000円でアップグレードでき、しかも、時間帯で異なりますが朝食、軽食、夕食付。
食事付で3000円だと思えば、実に格安です。

那覇→新石垣便は、搭乗日近くだと3万5000円ほどするプレミアムクラスですが、たとえばスーパーバリュー利用だと1万円程度+3000円でプレミアムクラスの利用が可能に。
那覇空港にはプレミアムクラス利用者などが使えるANAラウンジもあり、出発前にくつろぐことができます。
東京(羽田)〜石垣を直行便利用の人も多いのですが、飛行機好きの中には東京〜那覇、那覇〜石垣(プレミアムクラス)と分けて旅する人もいるのです。

コスパという点では、新幹線対抗路線にも注目。
たとえば、東京→秋田、東京→大館能代、東京→庄内は、5000円でアップグレードできて、食事付。
東京〜秋田は、秋田新幹線利用の場合、グリーン料金は5400円(600キロまで)ですが、ほぼ同一料金で、ANAプレミアムクラスは食事付、しかも羽田は空港ラウンジでくつろぐことができるというわけです(グランクラスだと1万640円なので半額以下ということに)。

北陸新幹線ができて苦戦の東京→富山、東京→小松も5000円アップで食事付プレミアムクラス。
小松空港にはラウンジが備わっているので、復路の小松→東京もお得な対象です。
今は新幹線対抗路線としてサービスもいいと想像できるので、乗り得だといえます(東京〜富山・小松はグリーン料金6990円、グランクラス1万5370円)。

大阪(伊丹)〜福島、大阪(伊丹)〜新潟も5000円アップで食事付プレミアムクラス。
伊丹空港にはANAラウンジも備わっています。
同様に大阪(伊丹)から九州島内の鹿児島、宮崎、長崎、熊本、大分が5000円で食事付プレミアムクラスにアップグレード、(ビジネス利用の多い福岡は7000円でお得感は薄れます)。

名古屋からも鹿児島、仙台、長崎、熊本、福岡などは5000円アップでお得です。

東京〜札幌はビジネス利用も多い人気路線のため1万4000円とコスパは最悪ですが、それよりもフライト時間の長い東京〜稚内、東京〜根室中標津、東京〜釧路、東京〜紋別は団体利用も多いため7000円アップとコスパに関してはいい感じです。
大阪からも同様で、札幌は1万4000円ですが、釧路、函館は7000円アップでOKです。
名古屋も函館、女満別、旭川は7000円アップで利用価値があります。

逆にコスパ手的に避けたいのは、札幌便のほか、東京〜大阪(1万円)、東京〜八丈島(5000円)。
東京〜八丈島便は、食事の提供がなく茶菓のみです。

3000円のアップで食事付! ANAプレミアムクラスのお得な利用法と、路線とは!?
関連HP 【ANA公式サイト】ANAマイレージクラブ会員限定 普通席からプレミアムクラスへ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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