毎年秋分の日に旭川市・神居古潭で『こたんまつり』が開催されます。アイヌの人々の聖地であり数々の伝説が残される神秘の地 「神居古潭(カムイ・コタン=アイヌ語で神の住む集落)」で行なわれるイベント。石狩川の急流に臨む景勝地・神居古潭の魅力を満喫し、地域特産物の販売とPR、アイヌ文化の伝承を目的とした秋の旭川を代表する催しになっています。
アイヌの伝統儀式『カムイノミイナウ式』は必見
先住民族であるアイヌの伝統儀式である『カムイノミイナウ式』は必見で、12:00〜。
カムイノミとは、「カムイ(神)」「ノミ(~に祈る)」、すなわち人々が生活する上で必要なさまざまなことを神(カムイ)に祈る儀式。
この地の神々(火の神、山の神、川の神、コタン一部落の神、幸福の神)に祈りを捧げ、交通の安全と人々の幸せを祈願します。
カムイノミ(祈りを捧げること)をし、祈りに使われたイナウ(木弊)を石狩川に捧げます(イナウには、北海道では一般にヤナギやミズキ、キハダなどが使われます)。
このほか、アイヌ文化体験コーナーでは民族衣装を着て記念撮影、ムックリの制作も可能です。
旧神居古潭駅舎イベント、こたんマルシェなども実施。
こたんまつり(旭川市・神居古潭) | |
開催日 | 毎年秋分の日10:30~15:30、 |
所在地 | 北海道旭川市神居町神居古潭 |
場所 | 旧神居古潭駅舎周辺 |
電車・バスで | 旭川駅中央バスターミナルから深川方面行きバスで25分、夢殿観音前下車、徒歩すぐ |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | こたんまつり実行委員会 TEL:0166-23-0090 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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