大江八幡宮で『御船神事』|牧之原市|2019
2019年9月15日(日)、牧之原市の大江八幡宮で国の無形民俗文化財『御船神事』が齋行されます。田沼意次の時代(享保年間)に廻船問屋が航海の安全と商売繁盛を祈願して創始したと伝えられる、海上安全を祈願する古式豊かな漁師町…
2019年9月15日(日)、牧之原市の大江八幡宮で国の無形民俗文化財『御船神事』が齋行されます。田沼意次の時代(享保年間)に廻船問屋が航海の安全と商売繁盛を祈願して創始したと伝えられる、海上安全を祈願する古式豊かな漁師町…
小諸にある布引山釈尊寺。布引観音と通称されるのは、有名な「牛に引かれて善光寺参り」という逸話のルーツだから。善光寺との結びつきの強い釈尊寺(布引観音)ですが、京都の清水寺同様に懸崖造り(けんがいづくり=崖造り)の観音堂が…
島崎藤村は、明治32年、小諸義塾の教師として信州・小諸に招かれ、小諸で6年間暮らしています。この島崎藤村の小諸暮らしは、小説家になろうという決意をした時代で、「小諸時代」といわれるように一大転機となった重要な時期です。小…
小諸城の本丸の入口を守る最後の砦となる門が、黒門(一ノ門・一ノ御門)。その黒門を移築保存するのが小諸の正眼院(しょうげんいん)です。格調高い薬医門ですが、小諸城には現在礎石が残るのみです。慶長17年(1613年)、初代小…
黒船来航で風雲急を告げる幕末に、信州・佐久に築かれた星形の城郭。有名な函館の五稜郭(ごりょうかく)と並び、日本に2つしかない星形城郭の龍岡城五稜郭ですが、城郭内に現存する遺構は御台所櫓のみ。ところが探してみると、ありまし…
小諸城の城跡公園が有料施設の懐古園。「日本100名城」に選定の小諸城ですが、残念ながら懐古園内には天守を含め往時の遺構は残されていません。懐古園入口の三の門、そして小諸駅近くの市街地に大手門が現存しています。北国街道沿い…
文豪・島崎藤村(しまざきとうそん)は、明治32年、小諸義塾の教師として信州・小諸に招かれ、小諸で6年間暮らしています。結婚、3人の娘の誕生、「物を見る稽古」のために『千曲川のスケッチ』を書き記し始めた頃です。そして『破戒…
「天下分け目」といわれた関ヶ原の合戦には、実は徳川の本隊は戦闘に参加していません。徳川秀忠率いる徳川本隊は、総勢3万8000人という大軍。家康軍が東海道を進軍したのに対し、秀忠の徳川本隊を碓氷峠を越えて中山道を進みます。…
奥秩父連峰の主峰・金峰山(きんぷさん/2599m/日本百名山)と奥秩父の最高峰・北奥仙丈ヶ岳(2601m)との鞍部にあたる標高2360mの峠。長野県と山梨県の県境に位置し、日本最高所の車道峠。目下、マイカー規制がなく、通…
弘治元年(1555年)に武田信玄が開基として岌往上人(きゅうおうしょうにん)が開山した岩村田の名刹が西念寺。12本の円柱が支える楼門の天井には美しい天女が描かれています。岩村田は中山道の宿場町でもありましたが、城下町であ…
信州味噌の発祥地でもある佐久(信州味噌のルーツ! 安養寺へ)。その佐久・岩村田で、黒船来航の嘉永6年(1853年)創業という老舗の味噌蔵が和泉屋商店で、信州味噌のルーツでもある安養寺味噌も復活させています。
信州味噌のルーツともいえるのが佐久の安養寺味噌。鎌倉時代に南宋(中国)に留学した禅僧の心地覚心(しんちかくしん=臨済宗の僧)は、金山寺味噌を考案していますが、実は佐久に安養寺を開き、味噌造りを始めています。これが今や一大…
旧軽井沢のメインストリート(中山道軽井沢宿)の最奥に位置する二手橋(にてばし)。矢ヶ崎川の爽やかな清流に架かる橋ですが、ここが軽井沢宿の飯盛女(めしもりおんな)が客を見送り別れた場所。それで二手に分かれたのでその名がある…
軽井沢の夏の冷涼な気候を避暑地として見出したカナダ生まれのスコットランド人宣教師、アレクサンダー・クロフト・ショー(Alexander Croft Shaw)。明治20年代以降に多くの外国人がその誘いで軽井沢に別荘を建て…
金沢市生まれの詩人・小説家、室生犀星(むろうさいせい)は、昭和6年から亡くなる前年(昭和37年)まで毎夏を軽井沢の別荘(現・室生犀星記念館)で過ごしています。『かげろふの日記遺文』(昭和34年)で野間文芸賞を受賞した記念…
街道時代には中山道・軽井沢宿として栄えた軽井沢のメインストリートの奥、軽井沢ショッピングアレイの一角にあるのが天然氷のかき氷が味わえる店「シブレット」。実はこの店、軽井沢では今やただ一軒、天然氷を製造する渡辺さん(渡辺商…
中山道の難所のひとつ、上信国境(群馬・長野県境)に位置する旧碓氷峠。峠には国境をまたぐように熊野皇大神社(群馬県側は熊野神社)が鎮座していますが、その向かいにあるのが元祖力餅の「しげのや」。若主人の水澤貴文さんは、熊野皇…
明治25年、小諸に創業した海産肥料商「鶴屋菊之助」。戦後、小諸・軽井沢周辺でスーパー「ツルヤ」を展開。軽井沢の別荘族御用達のスーパーとなっています。実は「ツルヤ」は、ジャム、地ビール、地ワインなどお土産の購入にも絶好です…