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「SL冬の湿原号」25周年! 2025年1月18日運転開始

SL冬の湿原号

白銀の釧路湿原を力強く疾走する北海道内唯一のSL列車が「SL冬の湿原号」。記念すべき25周年を迎える今冬も、2025年1月18日(土)〜3月23日(日)の金・土・日曜、祝日・振替休と3月13日(木)の合計33日間、釧網本線(せんもうほんせん)・釧路駅〜標茶駅(しべちゃえき)に運転されます。

連続テレビ小説『すずらん』の放映を機に復元のC11が牽引

牽引するC11-171はかつて標茶の公園で保存されていましたが、1998年に動態保存機として苗穂工場で復活したもの(1999年NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』の放映を機に復元)。
1940年に川崎車輛で製造、深名線朱鞠内(しゅまりない)機関支区に配属され、その後、長万部機関区に転属して瀬棚線などで活躍、1975年に釧路機関区所属となり、標津線(標茶駅〜根室標津駅)で走り、廃車となった1975年1月、標茶町に無償貸与されていました。

復活後は1999年、深川駅~留萌駅間で「SLすずらん号」として運行、2000年から「SL冬の湿原号」として運行されているので、2025年は記念すべき25周年ということに。

往路は釧路駅11:05発で、釧路湿原駅11:38発、塘路駅(とうろえき)11:58発、茅沼駅12:12発、標茶駅12:35着。
復路が標茶駅114:00発で、茅沼駅14:25発、塘路駅14:50発、釧路湿原駅15:09発、釧路駅15:42着。

往路の標茶方面へはC11-171が先頭で客車を牽引しますが、標茶駅に転車台(ターンテーブル)がないため、復路はC11-171が最後尾から客車を押す形になります。
撮り鉄ならずとも撮影は、標茶行きがおすすめです。

5両編成で1号車と5号車は「たんちょうカー」(スハフ14)、2号車が「ストーブカー(カフェカー)」(スハシ44)、3号車と4号車が「ストーブカー」(オハ14)となります。

「たんちょうカー」は、釧路川側の席をカウンター席に、山側のボックス席を高床化して、釧路川や釧路湿原、丹頂の姿などの眺望をどの席からも楽しめるレイアウトになっています。
「ストーブカー」は、旧客車の趣きを残した懐かしい雰囲気の車内で、ダルマストーブを設置。
2号車には車内販売カウンターも設置されています。

全車指定席で、釧路駅〜標茶駅は乗車券1290円、指定席券1680円の合計2970円。
乗車日の1ヶ月前から全国のJRみどりの窓口、または、「えきねっと」で発売(えきねっとチケットレス座席指定券でも予約できます)。

「SL冬の湿原号出発前は窓口や自動券売機が大変混雑しますので、時間に余裕をもってお越しください」とのこと。
ICカード乗車券は使えないので、「えきねっとチケットレス座席指定券」利用の場合も事前にえきねっとで乗車券を購入、指定席券売機などで紙のきっぷを受け取る必要があります。

「SL冬の湿原号」25周年! 2025年1月18日運転開始
開催日時 2025年1月18日(土)〜3月23日(日)の金・土・日曜、祝日・振替休、3月13日(木)の合計33日間
場所 釧網本線釧路駅〜標茶駅
関連HP JR北海道公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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