「高濃度炭酸温泉」ランキング TOP25 |1位〜10位

温泉1kgに対し、炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものを炭酸泉、1g以上(1000ppm)溶けたものを「高濃度炭酸泉」と呼んでいます。皮膚から吸収されて血管を拡張させる効果を持つのは「気体の状態」(遊離二酸化炭素)。そのTOP25を紹介しましょう。1位〜10位を紹介。

1位:花山温泉薬師の湯|和歌山県

所在地:和歌山県和歌山市鳴神574
湧出量:128リットル/分(掘削自噴)
泉質:含鉄二酸化炭素・鉄(Ⅱ・Ⅲ)-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素冷鉱泉
(旧泉質名:含炭酸・鉄-塩化土類-食塩泉)
1kg中の遊離二酸化炭素:2631mg
1kg中の炭酸水素イオン:3301mg
pH:6.3
源泉温度:25.2度
効能:神経痛、慢性消化器病、不眠症、高血圧症、動脈硬化症など
内容:結晶化するほどの含有成分を誇る高濃度炭酸泉。
温泉は炭酸ガスの圧力で自噴するというスタイルです。
基本は加温のみ、かけ流しで湯船に注がれていますが、源泉かけ流しの浴槽も用意。
お食事処「和み亭」、宿泊用の和室も用意されていて、宿としての利用もできます。

花山温泉薬師の湯
「花山温泉薬師の湯」の露天風呂

2位:吉川温泉「よかたん」|兵庫県

所在地:兵庫県三木市吉川町吉安222
湧出量:50.5リットル/分(掘削自噴)
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩泉
1kg中の遊離二酸化炭素:2310.0mg
1kg中の炭酸水素イオン:1021.0mg
pH:6.87
源泉温度:32.2度
効能:高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性など
内容:吉川まちづくり公社が運営する日帰り入浴施設で、「道の駅よかわ」に併設。
地下1500mから湧き出した日本屈指の高濃度炭酸泉で、さらには塩分も多く含まれているので入浴効果を高めてくれます。
源泉かけ流しの露天源泉風呂も用意。

3位:歌登温泉「うたのぼりグリーンパークホテル」|北海道

所在地: 北海道枝幸郡枝幸町歌登辺毛内3665
湧出量:100リットル/分
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
(旧泉質名:含炭酸・土類-重曹泉) 
1kg中の遊離二酸化炭素:2308mg
1kg中の炭酸水素イオン:1098mg
pH:5.9
源泉温度:12.2度
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、慢性消化器病、慢性皮膚病、切り傷など
内容:オホーツク海岸沿いから少し山中に入った知る人ぞ知る温泉地。
かつてはタイ人観光客に人気ということで話題になったことも。
源泉名は歌登温泉(朝倉温泉)で、公営の宿「うたのぼりグリーンパークホテル」が立ち寄り湯としても利用できます。

「うたのぼりグリーンパークホテル」
「うたのぼりグリーンパークホテル」の源泉浴槽

4位:柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん)|山口県

所在地:山口県山口市徳地柚木2178
湧出量:78.7リットル/分(掘削、動力)
泉質:含鉄二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
(旧泉質名:)
1kg中の遊離二酸化炭素:2107.0mg
1kg中の炭酸水素イオン:1717.0mg
pH:6.2
源泉温度:17.1度
効能:高血圧症、動脈硬化症、切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など
内容:炭酸ガス、カルシウム、ナトリウム、重曹などの成分を大量に含む、全国でもまれにみる優れた泉質を誇る温泉ですが、日帰り入浴施設と、近くに食事処・農産物加工販売所があるのみで、秘湯的な存在。
ぬるめに加温(37.5度)し、源泉かけ流しで利用。

5位:二本木温泉・二本木の湯|長野県

所在地:長野県木曽郡木曽町新開6013
湧出量:214リットル/分(二本木温泉2号泉)
泉質:含鉄二酸化炭素-カルシウム-炭酸水素冷鉱泉
1kg中の遊離二酸化炭素:1949mg
1kg中の炭酸水素イオン:1135mg
pH:5.94
源泉温度:18度
効能:動脈硬化、心臓病、糖尿病、リウマチの疼痛緩和、冷え症など
内容:木曽福島から地蔵峠・開田高原に向かう途中、旧道沿いに湧く秘湯(日帰り入浴施設)。
かけ流しと循環の併用です。
施設では自慢していませんが、温泉分析表データを見る限り、日本一の高濃度炭酸温泉です。
温泉分析表が平成23年と古いので変化している可能性もあります。

6位:協和温泉「湯元 協和温泉」|北海道

所在地:北海道上川郡愛別町協和143-3
湧出量:不明(混合泉のため温泉分析書に不記載)
泉質:単純二酸化炭素冷鉱泉
1kg中の遊離二酸化炭素:1713.0mg
1kg中の炭酸水素イオン:656.9mg
pH:5.6
源泉温度:12.6度
効能:神経痛、関節痛、冷え性、五十肩、高血圧症、痔症、慢性消化器病、痛風、慢性皮膚病、糖尿病など
内容:協和湯、長寿湯の混合泉が、協和温泉。
きのこ栽培の産地として道内では有名な愛別町で、「湯元 協和温泉」でもきのこ料理と温泉が自慢です。
日帰り入浴も可能で、地元の人にも愛されている高濃度炭酸泉です。

7位:鷺来ヶ迫温泉「源泉 俵屋旅館コト白鷺館」|大分県

所在地:大分県臼杵市藤河内ろくがさこ温泉
湧出量:不明(自然湧出)/温泉分析書には測定なしと記載
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
(旧泉質名:炭酸・重曹-食塩冷鉱泉)
1kg中の遊離二酸化炭素:1650.0mg
1kg中の炭酸水素イオン:2370.0mg
pH:6.1
源泉温度:11.9度(薬師堂内の源泉「藩主を救った六ヶ迫鉱泉」)
効能:高血圧、動脈硬化、美肌効果など
内容:寛延3年(1750々)年に開湯したと伝えられる鷺来ヶ迫温泉(ろくがさこおんせん/六ヶ迫鉱泉)。
飲めば「胃腸の湯」、浸かれば「美人の湯」といわれ、自家源泉から自然湧出する茶褐色の湯が源泉浴槽のほか、ぬる湯(檜風呂)、熱湯(石風呂)に注がれています。
飲泉湯治で利用する人も多い、異色の湯治宿。

源泉浴槽の他に、ぬるめ、熱い浴槽を用意

8位:佐賀大和温泉ホテルアマンディ|佐賀県

所在地:佐賀県佐賀市大和町大字久池井3667
湧出量:60リットル/分
泉質:カルシウム-炭酸水素塩泉
(旧泉質名:重炭酸土類泉)
1kg中の遊離二酸化炭素:1600mg
1kg中の炭酸水素イオン:1668.0mg
pH:6.32
源泉温度:28.3度
効能:心臓病、神経衰弱、不眠、肩こり、神経痛、膝痛、便秘、筋肉痛など
内容:佐賀市街の北、巨石パーク近く、嘉瀬川沿いに建つ温泉ホテル。
レストランなども充実していて、観光の拠点とするにも絶好です。
佐賀駅から送迎バスがあり利用可能(佐賀駅から20分)。

広々とした露天風呂

8位:塚野鉱泉|大分県

所在地:大分県大分市廻栖野
湧出量:不明(測定なし)/温泉分析書による
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
(旧泉質名:炭酸・重曹-食塩冷鉱泉)
1kg中の遊離二酸化炭素:1600.0mg
1kg中の炭酸水素イオン:2740.0mg
pH:6.3
源泉温度:16.6度
効能飲用では胃腸病、慢性便秘、糖尿病、抑揚で
内容:大分市内では、昔ながらの湯治場情緒を残す市内唯一の鉱泉。
昔ながらの「塚野鉱泉共同浴場」と、「塚野鉱泉山水荘」があり、源泉は同じで、飲用・浴用ともに利用されてきました。
「塚野鉱泉山水荘」は、明治17年創業という湯治宿で、1週間程度滞在する常連が多いとのこと。

10位:桟温泉(かけはしおんせん)|長野県

所在地:長野県木曽郡上松町上松1350-3
湧出量:70.5リットル/分
泉質:単純二酸化炭素冷鉱泉
1kg中の遊離二酸化炭素:1594mg
1kg中の炭酸水素イオン:242.9mg
pH:5.26
源泉温度:13度
効能:胃腸痛、心臓弁膜症、心筋障害 、高血圧症、末梢循環障害 、神経症
内容:木曽路の景勝地、江戸時代に木曽川沿いの断崖に築かれた桟道、桟(かけはし)近くにある一軒宿の鉱泉旅館。
加温して使っていますが、24時間入浴できます。
御嶽山の登山者、木曽路の観光客も愛用する宿で、日帰り入浴も可能。

浴場からも木曽川を眺望

ご注意

かつて遊離炭酸含有量4004mgと日本一の高濃度炭酸泉を誇った「みちのく温泉旅館」(青森県西津軽郡深浦町舮作鍋石76-2)など、営業していない温泉は除いています
また、温泉分析表は分析した年度によって、遊離炭酸含有量も変化するのでおよその目安と考えてください

福島県金山町も遊離炭酸含有量を誇る温泉がありますが、飲泉所では高濃度ですが、宿泊施設の「温泉保養施設せせらぎ荘」では数値が大幅にダウンし、TOP25には入っていません

一部、温泉分析表の掲示がない施設などは割愛しています
飲泉専用、あるいは鉱泉の販売専用の源泉は割愛しました

「高濃度炭酸温泉」ランキング TOP25 |1位〜10位
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

「高濃度炭酸温泉」ランキング TOP25 |11位〜25位

温泉1kgに対し、炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものを炭酸泉、1g以上(1000ppm)溶けたものを「高濃度炭酸泉」と呼んでいます。皮膚から吸収されて血管を拡張させる効果を持つのは「気体の状態」(遊離二酸化炭素)。そのTOP

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