日本で唯一の「隕石クレーター」は、南アルプス山中・御池山に!
クレーター (crater) とは、天体衝突などによって作られる地形のこと。隕石や小惑星がドカーンと地球に衝突し、地表に生じた巨大な凹みがクレーターです。日本国内で唯一、国際的にクレーターと認められたのが南アルプス山中・…
クレーター (crater) とは、天体衝突などによって作られる地形のこと。隕石や小惑星がドカーンと地球に衝突し、地表に生じた巨大な凹みがクレーターです。日本国内で唯一、国際的にクレーターと認められたのが南アルプス山中・…
ナポリの南東29kmにあるポンペイは、ヴェスヴィオ火山(Il monte Vesuvio)の大噴火により、大量の火山灰に覆われてしまい、町が再び発見されたのは、18世紀のことです。実は、日本にも火山の大爆発でまたたく間に…
「農道空港」という言葉をご存知でしょうか? 農道なのか、空港なのかハッキリしないその言葉から、なんとなく、普段は農道だけど、収穫期には空港に変身・・・とまあ、想像はできます。百聞は一見にしかずで、余市にある「余市農道空港…
山口県長門市、日本海長く突き出したムカツク半島(向津具半島)というヘンテコな名前の半島がありますが、その半島には、なんと! 楊貴妃(ようきひ)の墓があります。なぜ楊貴妃の墓があるのかといえば、大陸への玄関口だったという歴…
北海道余市郡余市町、余市市街の南、後志自動車道沿いの高台にある不思議な施設が、余市農道離着陸場(アップルポート余市)。滑走路の全長は800m×25mで、正式名は空港ではなく、「農道離着陸場」。農林水産省の農道離着陸場整備…
北海道幌泉郡えりも町、北海道の南に突き出した襟裳岬から黄金道路と呼ばれる国道を帯広方面に走り、猿留川(さるるがわ)沿いの林道を上流へと走らせたところに豊似湖があります。日高山脈襟裳十勝国立公園唯一の自然湖ですが、空から見…
地球上の特定の場所を示すための座標系が、緯度と経度。いずれも度、分、秒で表しますが、実は「度、分、秒に同じ数字が並ぶ地点」は、地球上(地上)にわずか12ヶ所しかありません。そのうちの1ヶ所がなんと高知県高地市にあります。…
「日本の中心」とか、「日本のまんなか」を名乗る場所は数あります。ですが、国土地理院が公式に「日本の重心」と認める場所は、ただの1ヶ所です。では、何を根拠にそこが重心といえるのでしょうか? 実は高校の物理で習う「重心を求め…
カニ、イカ、ブリ、アジ、スケトウダラなどが水揚げされる富山県の黒部漁港。漁港のある黒部市生地(いくじ)地区は、地区の至るところでドバドバと水が湧き、環境省の名水百選選定の「黒部川扇状地湧水群」に選定されています。そんな黒…
富山県黒部市生地の黒部漁港には、全国的にも珍しい旋回式可動橋が架かっています。これが生地中橋。河川や港で、橋が船の通航の妨げになる場合、橋桁(はしげた)を跳ね上げる跳ね上げ橋、橋桁全体を上にずらす昇開橋、そして橋桁を回転…
不思議なワイングラス型の漁港があることをご存知でしょうか。もともとは砂浜の海岸で流砂の影響を受けて、満足な港がありませんでしたが、そこに島式漁港を築くことで、沿岸漁業の拠点が誕生したのです。島式漁港の建設には50億前後必…
能登半島の最先端、石川県珠洲市に位置する禄剛崎(ろっこうさき)にあるのが、「日本列島ここが中心の碑」。禄剛崎は国土地理院が認定した「日本の重心」。正しい位置ははるか沖の日本海上(実際には富山県沖)になりますが、もっとも近…
「ワイングラス型の漁港」(正式名は島式漁港)なる言葉を知る人は、かなりの土木通でしょう。遠浅で干満の激しい海岸だと、漁港を造っても砂で埋もれたり、観潮の時に沖までの長い砂浜ができて漁船の上げ下ろしに難儀します。そこで、海…
九州には意外に知られていないのですが阿蘇山以外にも巨大なカルデラ(火山活動で生まれた巨大な凹地)があります。それが加久藤カルデラ。そのカルデラを越えるJR九州の肥薩線には連続する3駅で3つの県が旅できるという場所が。矢岳…
川を渡ると隣の県へという場所は全国に数ありますが、連続する3駅で県が異なるという場所は、実は非常に数少ない路線です。そんな場所が広ーい関東平野にはあります。JR宇都宮線と東武日光線で、3駅で3県という効率のいい旅が実現。…
あまり知られていませんが、湯河原温泉は、神奈川県足柄下郡湯河原町と静岡県熱海市の県境に位置し、静岡県側は、伊豆湯河原温泉と称して、観光協会も別々。湯河原温泉街を流れる千歳川が県境で、「ニューウェルシティ湯河原」の前に架か…
熊本県熊本市、藤崎宮前駅と北熊本駅を結ぶ熊本電気鉄道藤崎線。わずか2.3kmの路線距離ですが、途中に黒髪町駅があり、起点の藤崎宮前駅と黒髪町駅の間に、不思議な車道脇を走る併用軌道が存在します。道路上に列車注意と記された白…
テレビ朝日系列で放送の『ナニコレ珍百景』で「年間で一番入る人が少ない温泉」として紹介されたことのある、「超ワイルド源泉」が、長野県中野市にある延徳温泉。ワイルドなかけ流し温泉というと、山中奥深くというイメージですが、こ…