軽井沢の重要文化財「旧三笠ホテル」、一般公開を再開!
明治39年、実業家・山本直良(やまもとなおよし)が創業した三笠ホテル。旧軽井沢の小瀬温泉・白糸の滝寄りに美しい擬洋風建築が残されていますが、耐震補強を含む大規模保存修理工事で2019年12月28日から休館中。工事が終了し…
20長野県明治39年、実業家・山本直良(やまもとなおよし)が創業した三笠ホテル。旧軽井沢の小瀬温泉・白糸の滝寄りに美しい擬洋風建築が残されていますが、耐震補強を含む大規模保存修理工事で2019年12月28日から休館中。工事が終了し…
22静岡県静岡県三島市、箱根山中の東海道沿いに永禄年間(1558年〜1570年)、相模国の戦国大名・北条氏康(ほうじょううじやす)が築城した小田原城の支城(国境警備の城)が、山中城。箱根十城のひとつ。中世の山城の雰囲気を今に伝え、…
13東京都国鉄が分割民営化する以前、現在の東京、大阪の2大都市圏の近距離専用電車は国電と称されていました(それ以前鉄道院時代は院電、鉄道省時代は省電)。昭和32年登場の国鉄101系電車(初の新性能電車)以前の電車が、旧型国電。首都…
33岡山県岡山県高梁市、高梁川を眼下にする臥牛山(487m)の山上に建つ山城が、備中松山城。岩村城(岐阜県恵那市岩村町)、高取城(奈良県高取町)とともに日本三大山城のひとつ。往時の天守が残る現存12天守のうちでも唯一の山城で、雲の…
33岡山県備中松山城は、大松山・天神の丸・小松山・前山(下太鼓丸)という4つの峰からなる臥牛山山上に建つ山城。本丸は標高430mの小松山に位置し、その最高所に建つのが天守。二重櫓と同様に天和元年〜天和3年(1681年~1683年)…
NEWS&TOPICS織田信長が安土城を築城した際に築いた日本初となる天守(天主)は、展望塔ともいえる望楼型天主でしたが、関ヶ原合戦後には、築城の名手・藤堂高虎(とうどうたかとら)が近世型で地震や台風にも強いという層塔型天守を生み出しています…
25滋賀県滋賀県彦根市、国宝に指定される彦根城・天守は、牛蒡積み(ごぼうづみ)と呼ばれる一見雑に見えるが実は強固という石垣の上に三重の天守をのせたもの。天守完成の慶長11年(1606年)には、彦根藩はまだ18万石。石高に合わせたや…
31鳥取県織田信長の中国攻めで、頑強に抵抗したのが鳥取城(現・鳥取県鳥取市)を守備し、毛利輝元に臣従する山名氏。羽柴秀吉は二度にわたり鳥取城を攻撃していますが、1回目は降伏して無血開城。2回目の籠城戦は、「鳥取の飢え殺し」と称され…
31鳥取県鳥取県鳥取市国府町(こくふちょう)、袋川(国府川)沿いの中郷集落近くにある律令時代の因幡国(いなばのくに)政庁跡が、因幡国庁跡。国府町、国府川という地名は、一帯が古代に因幡国の国府だったことを物語っています。昭和52年に…
31鳥取県鳥取県鳥取市にある藩政時代には池田氏12代の居城となった城が、鳥取城。標高263mの久松山(きゅうしょうざん)に築かれた城で、花崗岩からなる急峻な山で、まさに天然の要害。戦国時代には秀吉軍の過酷な兵糧攻めを受けた「鳥取の…
NEWS&TOPICS往時の天守が現存し、国宝、国の重要文化財に指定されるのは12天守。それ以外の多くの天守は、コンクリートや木造でおもに外観を復元した観光用の復興天守です。そんな天守ですが、実は天守が築かれた初期スタイルの「望楼型天守」と、…
31鳥取県鳥取県米子市福市、米子市街地の東南、日野川と法勝寺川の合流地点に突出するなだらかな福市丘陵(標高25m内外の長者原台地)にある弥生時代後期(3世紀)から古墳時代中期(5世紀)にかけての集落跡と墳墓群が、福市遺跡。大規模な…
32島根県島根県松江市殿町にある松江城の天守は、全国に現存する12天守のひとつで、国内に5つしかない国宝天守のひとつ。慶長16年(1611年)、堀尾吉晴が5年の歳月をかけて完成。12天守のうち、天守の大きさ(平面規模)は2位、高さ…
32島根県国宝天守は、世界文化遺産登録の姫路城を筆頭に、松本城、犬山城、彦根城、そして松江城。松江城天守(島根県松江市)は、平成27年に国宝に加わったもの。なぜそれまで国の重要文化財だった天守が、国宝へと「格上げ」されたのでしょう…
12千葉県千葉県市川市国分4丁目、下総国分寺跡の北西500mほどにあるのが、下総国分尼寺跡(しもふさこくぶんにじあと)。天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により、国家鎮護のために諸国に建立された国分尼寺(法華滅罪之…
12千葉県千葉県市川市国分3丁目にある、天平13年(741年)、聖武天皇の「国分寺建立の詔」により、国家鎮護のために諸国に建立された国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつが、下総国分寺跡(しもうさこくぶんじあと)。寺域は東西300…
NEWS&TOPICS五重塔、三重塔というのは聞き慣れた言葉ですが、二重塔とはいいません。二重になった塔は、多宝塔と称されているからです。全国各地の寺の境内にある多宝塔のなかで国宝になっているのは6塔で、五重塔(9基)、三重塔(13基)と比べ…
30和歌山県和歌山県伊都郡高野町、高野山金剛峯寺の塔頭(たっちゅう=支院)のなかで唯一、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になっているのが、金剛三昧院(こんごうざんまいいん)。北条政子の発願で、源頼朝菩提のために禅定院…