日本ループ橋総覧(6)人吉ループ橋&大畑ループ
中九州と南九州を結ぶ幹線国道の国道221号(肥後街道・飫肥街道)。明治10年2月15日、西郷隆盛が交通の難所といわれた雪の加久藤峠(かくとうとうげ)を越え、熊本城の攻略に向かっています。加久藤峠は、加久藤カルデラ外輪山の…
中九州と南九州を結ぶ幹線国道の国道221号(肥後街道・飫肥街道)。明治10年2月15日、西郷隆盛が交通の難所といわれた雪の加久藤峠(かくとうとうげ)を越え、熊本城の攻略に向かっています。加久藤峠は、加久藤カルデラ外輪山の…
珍地名の第5回は、本州ではあまり知られていない北海道と四国の悶絶珍地名です。白人小学校を紹介した北海道ですが、今回は、ヤリキレナイ川。サラダのあった四国からは土居中という変わった地名を紹介。ヤリキレナイ川は、なんと一級河…
ループ橋は、高度差をらせん状の道で克服する有効な手段です。九州では巨大カルデラによる高度差をループ橋で克服する場所があります。カルデラ(caldera)とは火山の爆発で生じた凹部のこと。スペイン語で鍋とか釜の意。鍋の縁(…
取材班が選んだ珍地名も第4弾。世の中広いもので、有名な福島県の飯坂温泉には鼻毛なんて地名が。さらに土讃線の阿波池田駅前にはサラダ交差点もあります。いずれもちゃんとした地形由来の地名で、地形姓の鼻毛さんも全国に30人ほど暮…
ループ橋は、地形的な要因で生じた高度差を、道路をループさせること克服する橋で、全国各地にあります。埼玉県秩父市、滝沢ダムの建設で水没する秩父往還の架け替え道として造られたのが雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)。ダム湖の…
全国を取材すると、難読地名はもちろんのこと、かなり奇抜な地名を見かけることも。取材班が選んだ珍地名のパート3は、北海道の十勝地方の白人小学校。そして京都府の天使突抜。白人というのはアイヌ語由来という北海道らしい地名ですが…
日本各地のループ橋を訪ねる日本ループ橋総覧。3回目となる今回は、広島県呉市の音戸の瀬戸に架橋された音戸の瀬戸です。昭和36年架橋の音戸大橋は、架橋当時は有料道路でしたが、昭和49年に無料化。歩道がない、通行量の増加などで…
全国には「なんだこりゃ!」と驚くような地名が各地にあります。そしてその由来も意外なものが隠されていることが。取材班の選んだ珍地名の第2弾は、ちょっとエッチな珍地名の第1弾に続く続編で、滋賀県守山市にある浮気町、そして北海…
日本列島には高度差をループ橋で克服する場所が、全国至るところにあります。2回目は日本一の大ループ橋の奥出雲おろちループ橋です。「二重にとぐろを巻く姿がまるでヤマタノオロチ(八岐大蛇)のよう」というのが名の由来で、出雲神話…
全国には不思議な地名がたくさんあります。取材班が目にした不思議な地名をピックアップ。初回は、ちょっぴりエッチな雰囲気の地名から。バス停「女体入口」と、字名(あざめい)の快楽です。女体も女体という地名があり、その入口という…
「するってえとなにかい、あっしをお切りなさるっていうのかい?」コレ、座頭市が憎き相手を返り討ちにする直前の決めぜりふ。映画の『座頭市』は勝新太郎のはまり役。 『座頭市』といえば勝新、勝新といえば『座頭市』です(近年は北野…
「ループ橋フリーク」がいるほど、注目を集める存在がループ橋。英語ではspiral bridge、loop bridge、pigtail bridgeが正しい表現ですが、ここでは日本国内一般的な呼称であるループを使います。…
国土交通省が認定する日本で一番広い川幅はどこにあるのかご存じでしょうか? 日本一流域面積が広い河川は利根川なので、当然、利根川の流域と思いきや、正解は荒川。しかも利根川の流域面積の4分の1の面積という埼玉県、鴻巣市(こう…
さすがに日本も広いもので、「ととろ」と読む地名は、全国に5ヶ所。轟(とどろき)が転訛した土々呂の滝もなども含めればその数はもっと増えます。ここでは地名(字名)で「ととろ」と読ませる場所、5ヶ所を紹介します。愛知県2ヶ所、…
日本で一番短い地名はどこにあるのでしょう? 短い町村名といえばまず浮かぶのが三重県の県庁所在地、津市。ここに一文字の町名字名があれば、津市寿1という具合に日本一短い地名とななるはずですが、上には上があるもので、栄えある1…
全国を取材で飛び回っていると、時たま「いよっ! 日本一」と声をかけたくなる意外な場所に出くわすことがあります。今回などはその典型。意外に知られていない「日本一長い地名」です。愛知県海部郡飛島村(とびしまむら)という干拓で…
線路をジグザグに敷くことによって標高差を克服する手段がスイッチバック(switchback)です。以前は、道路などにもありましたが道路改良が進み、ほとんど姿を見なくなりました。鉄道も車両の近代化や新線の開通などでスイッチ…
『ガリバー旅行記』(Gulliver’s Travels)のなかで、ガリバーの旅先に、実はひとつだけ実在する国があります。それが、第三篇に「空飛ぶ島」ラピュータなどとともに登場する日本です。当然、創作なので、…