亀岡神社
長崎県平戸市岩の上町、平戸城二の丸跡の高台に鎮座するのが、亀岡神社。宝永5年(1708年)、平戸藩藩主・松浦棟(まつらたかし)が松浦家の祖廟を霊椿山神社(現在の護国神社付近)として築いたのに始まる社で、主祭神は8代・松浦…
長崎県平戸市岩の上町、平戸城二の丸跡の高台に鎮座するのが、亀岡神社。宝永5年(1708年)、平戸藩藩主・松浦棟(まつらたかし)が松浦家の祖廟を霊椿山神社(現在の護国神社付近)として築いたのに始まる社で、主祭神は8代・松浦…
長崎県にある名城は、松浦氏(平戸藩主)の居城・平戸城(平戸市)、島原藩の藩庁・島原城(島原市)が日本100名城、対馬に築かれた古代山城・金田城(かなたのき/対馬市)、幕末に福江藩が築いた福江城(五島市)、世界遺産の原城(…
新潟県十日町市、東に信濃川が流れる標高362mの尾根上に築かれた節黒城の城跡にあるのが、節黒城跡展望台(ふしぐろじょうせきてんぼうだい)。節黒城は、南北朝時代〜室町時代頃に築かれた山城で、物見櫓風の建物として復元された展…
宮崎県宮崎市佐土原町にある近世には佐土原藩3万石の藩庁となった城が、佐土原城(さどわらじょう)。14世紀半ば伊藤氏の一族、田島休助が築城した田島城(たじまじょう)が始まりで、戦国大名・伊東氏の伊東四十八城のひとつでした。…
鹿児島県志布志市にある中世の山城が、志布志城(しぶしじょう)。築城年代は不明ですが、南北朝時代には拡充されています。志布志小学校の裏山の内城(本丸)が中心で、西の松尾城、志布志中学校に近い高城、新城で構成され、現在の志布…
豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城(唐津市)、弥生時代の環濠集落・吉野ヶ里(吉野ヶ里町)、佐賀藩の藩庁・佐賀城(佐賀市)が日本100名城、古代の朝鮮式山城の基肄城(きいじょう/基山町)、唐津藩の藩庁・唐津城(唐津市…
熊本県(肥後国)には藩政時代に熊本藩、人吉藩があり(天草は天領)、その藩庁の熊本城(熊本市)、人吉城(人吉市)が日本100名城に選定。熊本藩は特例で、支城として八代城が許され八代城(八代市)と、古代の朝鮮式山城である鞠智…
佐賀県三養基郡基山町(福岡県筑紫野市との境)、標高405mの基山(きざん)にある古代山城が、基肄城(きいじょう)。天智天皇2年(663年)の白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)後、福岡県にある大野城(おおののき)、水城…
福岡県では、福岡藩の藩庁だった福岡城と、ヤマト王権が築いた古代山城の大野城(おおののき)が日本100名城、小倉藩の藩庁だった小倉城、古代山城の水城(みずき)、久留米藩藩庁の久留米城が続日本100名城に選定。以上の5城が、…
名城の多い愛媛県ですが、今治城(今治市)、湯築城(ゆづきじょう/松山市)、松山城(松山市)、大洲城(大洲市)、宇和島城(宇和島市)が日本100名城、能島城(今治市)、河後森城(かごもりじょう/松野町)が続日本100名城に…
藩政時代には山内家の治世が続いた土佐藩。山内一豊(やまうちかつとよ)が築城した高知城が日本100名城に選定、戦国時代に長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)が四国統一の拠点とした岡豊城(おこうじょう)が続日本100名城に選…
愛媛県北宇和郡松野町にある中世の山城が、河後森城(かごもりじょう)。四万十川の支流・広見川、さらにその支流の堀切川、鰯川の3河川に囲まれた丘陵という天然の要害を利用し、本郭など9の郭(くるわ)を山上に配した大規模な山城で…
「日本三大水城」にも数えられる高松城、天守(御三階櫓)が現存する丸亀城が日本100名城に選定、引田城(ひけたじょう)が続日本100名城に選定され、以上の3城が香川県三大名城といえる城ですが、実は3城とも近世城郭は、豊臣秀…
香川県東かがわ市、瀬戸内海に臨む引立鼻にある城跡が、引田城(ひけたじょう)。天正15年(1587年)、豊臣秀吉の家臣・生駒親正(いこまちかまさ)が讃岐国に入国、高松城、丸亀城とともに築いた城のひとつで、讃岐国で初めて総石…
徳島県徳島市一宮町にある中世の山城が、一宮城(いちのみやじょう)。南北朝時代に天然の要害を利用して築かれた城で、蜂須賀家政が阿波国入国後は徳島城の支城(阿波九城)として機能しましたが、元和の一国一城令で廃城になっています…
徳島県板野郡藍住町にある臨済宗妙心寺派の寺が、見性寺(けんしょうじ)。戦国時代に阿波国(現在の徳島県)を統治した三好氏の菩提寺で、三好氏歴代の墓があります。境内の一部は勝瑞城跡(しょうずいじょうあと)として国の史跡の指定…
徳島県板野郡藍住町勝瑞にある中世の城郭が、勝瑞城(しょうずいじょう)。室町時代後半に阿波国守護・細川氏によって 守護所が置かれた地で、戦国時代に阿波国を掌握した三好氏の拠点。城下は中世の城下町として反映しました。勝瑞城の…
天守がない城や、天守が焼失し再建されなかった城では代用天守としても機能し、天守があった城でも、防備の拠点として重要な役割を担った櫓(やぐら)が、三重櫓。国内に数ある城郭の中で、往時の三重櫓は12基が現存、奇しくも現存12…