地図で読み解く! 『魏志倭人伝』の旅
後漢滅亡後、魏(ぎ)、呉(ご)、蜀(しょく)が分立した中国・三国時代。魏の使節が倭の女王、卑弥呼を目指した記録が、『魏志倭人伝』です。北九州・福岡県あたりまでは当時の王都も特定されているので、Google Map(グーグ…
後漢滅亡後、魏(ぎ)、呉(ご)、蜀(しょく)が分立した中国・三国時代。魏の使節が倭の女王、卑弥呼を目指した記録が、『魏志倭人伝』です。北九州・福岡県あたりまでは当時の王都も特定されているので、Google Map(グーグ…
中国の歴史書『三国志』中にある『魏志倭人伝』は、3世紀後半に記された倭人の記録。朝鮮半島から海を渡ってますは對馬國(現・長崎県対馬市)へ。再び海路目指したのが一支國(いきこく)です。『魏志倭人伝』には「一大國」と記されて…
『魏志倭人伝』は、中国の歴史書『三国志』中の「魏書」第30巻烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称。3世紀末に西晋の陳寿が記した3世紀の日本を知る貴重な史料です。朝鮮半島から対馬を経て「邪馬台国」(やまたいこく)への道筋ですが、倭国…
本土最西端の地と聞いて、すぐに答えられる人は少ないはず。日本の最西端は、沖縄県八重山郡与那国町の与那国島ですが、日本本土最西端の地は、平成元年、国土地理院が人工衛星を使った位置測量を実施し、初めて公式に認定された長崎県佐…
全国的に紅葉が1週間〜10日ほど遅れていますが、長崎県の紅葉の名所、雲仙・仁田峠も例年だと11月初旬には紅葉が見頃を迎え、11月3日は車が大渋滞となりますが、2024年は1週間ほど遅れていて、11月7日(木)頃に見頃を迎…
長崎県佐世保市にあるハウステンボスは、「憧れの異世界。」を掲げて、さらなる進化を遂げようとしていますが、その第1弾となるのが、2025年夏に誕生が予定されている「ミッフィーエリア」。世界唯一のミッフィーのテーマエリア(エ…
2024年11月8日(金)〜2024年1月6日(月)、長崎県佐世保市のハウステンボスで『European Holy Christmas』が開催。本場ヨーロッパのクリスマスの世界を体験できる「憧れの異世界。」がテーマで、…
長崎電気軌道が保有する路面電車の車両、長崎電気軌道160形電車(168号)は、明治44年5月の製造。明治時代に製造された車両が、現役で活躍するという希少な車両です。令和6年は10月11日(金)に運行されましたが、11月1…
第76回エミー賞で史上最多となる18の賞を受賞した真田広之がプロデュース・主演を務めた『SHOGUN 将軍』。ドラマ内で登場する航海士は、徳川家康が旗本に取り立てた三浦按針(ウィリアム・アダムス)がモデル。長崎…
長崎県平戸市は、中国や朝鮮半島との交流が盛んでしたが、江戸時代には1609年、東インド会社が平戸オランダ商館を開設。この商館建設を徳川家康に助言したのが、エミー賞18冠獲得の『SHOGUN 将軍』で再注目の三浦按針(ウィ…
2024年10月7日(月)〜10月9日(水)、長崎市で『長崎くんち』が開催。「おすわさん」と呼ばれ親しまれる諏訪神社の祭礼。10月1日〜13日が諏訪神社の例大祭ですが、10月7日〜9日の3日間に催されるのが『長崎くんち』…
梅雨の長雨や、台風直後、秋雨全線など、大雨の降った雨上がりに誕生する池が、佐世保市吉井町にある五蔵大池。五蔵岳の西麓、五蔵森林公園のなかにある池ですが、秋から冬には単なる草原に化しますが、夏場の雨上がりには、神秘的な「幻…
長崎でカステラといえば「福砂屋」の名が必ず最初に出てきますが、「カステラ本家 福砂屋」は、寛永元年(1624年)の創業。つまり、2024年は記念すべき400周年の年ということに。登録商標の「蝙蝠ロゴ」と「400(周年)」…
長崎県松浦市、佐賀市肥前町との間の伊万里湾に浮かぶ無人島群の総称が、国土地理院の2万5000分の1地形図には、イロハ島。野島、大瀬、兄弟瀬、四十ヶ島など13の島には名前が付いていますが、「イロハ四十八組」ほどに島が多いと…
長崎県長崎市、長崎市街を走る路面電車の長崎電気軌道。浦上車庫(長崎市大橋町)の奥に、ひっそりと出番を待つレトロな電車が、明治電車168号です。明治44年5月に川崎造船所で製造、九州電気軌道の23号としてデビューした車両で…
長崎県西海市西彼町、西海市と佐世保市との間に位置する針尾瀬戸を見渡す展望地が、西海の丘展望台。西海パールライン途中、針尾瀬戸に架かる新西海橋、西海橋(国の重要文化財)を望むビューポイントにもなっています。針尾瀬戸は潮流の…
長崎県佐世保市針尾島と西海市西彼町の間、西海パールライン途中の西海橋、新西海橋が架かる海峡が、針尾瀬戸。最狭部は170mしかない狭い海峡で、潮の流れが速いときには9ノット(時速16.7km)以上になることもあり、日本屈指…
長崎県佐世保市小佐々町、かつての軍港・佐世保を取り囲む島々のひとつ、永ノ島(現在は無人島)にある廃鉱が、栄の島炭鉱跡(永ノ島炭鉱跡)。明治36年、大阪商船の出資を得て採炭を開始しますが、佐世保の要塞化もあって明治39年に…