日本離れした広大な牧草地に「牛」の字が! 不思議スポット・モアン山へ
モアン山という名前を聞いたことがある人は、まずいないでしょう。北海道、根釧原野の北辺、中標津町から裏摩周展望台へと向かう北海道道150号(摩周湖中標津線)を走ると、日本離れした広大な牧草地帯に、台形の山が見えてきます。こ…
モアン山という名前を聞いたことがある人は、まずいないでしょう。北海道、根釧原野の北辺、中標津町から裏摩周展望台へと向かう北海道道150号(摩周湖中標津線)を走ると、日本離れした広大な牧草地帯に、台形の山が見えてきます。こ…
「日本のグリンデルワルド」といわれ、訪日外国人もその美しさに魅了される上高地(長野県松本市)。河童橋(かっぱばし)と並ぶシンボル的存在が大正池で、早朝にはカメラマンが池畔に列をなすという絶景スポットです。この池の水で発電…
東京駅の東海道新幹線は在来線からの乗り換えの人がほとんどで、「中央のりかえ口」を入ると、3面あるホームに通じるエスカレーターがあるのみで、エレベーターはありません。実はエレベーターを利用できるのは、在来線からの乗り換えの…
鹿児島県南九州市知覧町といえば、「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧麓の武家屋敷、知覧茶、そして知覧特攻平和会館が知られていますが、枕崎市との境界近く、鹿児島県道34号(枕崎知覧線)沿いにあるのが、日本唯一の現役で採掘する金鉱…
これ以上寒い場所では、営農はできないという場所が、農業限界地。世界の農業限界地は、ヒマラヤ山脈ですが、日本の農業限界地は、北アルプス・乗鞍岳の長野県側山服の乗鞍高原です。初夏の6月に残雪の乗鞍岳を眺めに高原に行くと、出会…
箱根の初夏の風物詩が、小田急箱根(箱根登山電車)の『あじさい電車』。沿線のアジサイは、6月中旬頃から開花の時期を迎えますが2025年6月14日(土)~6月30日(月)に『夜のあじさい号』を運転。その予約が5月14日(…
「そこは、たどり着いてはいけない異世界」をキャッチフレーズに、2022年6月3日に公開された映画『きさらぎ駅』。都市伝説「きさらぎ駅」をもとに恒松祐里(つねまつゆり)演じる女子大生が異世界駅の謎を追う姿が描かれています。…
大正池といえば、誰もが穂高連峰のビューポイント、上高地(長野県松本市)の大正池を思い浮かべます。ところが埼玉県寄居市の山中、鐘撞堂山(かねつきどうやま)の山麓にも大正池があって、こちらの大正池は上高地の2年遅れで誕生して…
2025年5月7日(水)に、岩手県北上市の夏油温泉(げとうおんせん)へと通じる岩手県道122号(夏油温泉江釣子線)「夏油高原いでゆライン」がようやく開通(冬季通行止めを解除)。源泉掛け流し、しかも足元自噴泉(湧出泉)で秘…
家の玄関には表札が掛かっていますが、「山名表札」が掛かる山は、日本国内にはただ1座しかありません。それが栃木県足利市と佐野市の境にある大小山(だいしょうやま)。大なのか小なのかはっきりしない山名ですが、その山上の岩壁に一…
北方領土を除き日本最北端の温泉は、北海道稚内市の稚内温泉(公衆浴場は「稚内温泉童夢」)ですが、最東端も同じ北海道に。それが、目梨郡羅臼町の相泊温泉です。相泊は、知床半島の羅臼・根室海峡側の道道終点の集落で、相泊温泉は昆布…
日本一危険、離発着が難しいといわれるのは長野県松本市の信州まつもと空港で、FDA(フジドリームエアラインズ)が飛んでいますが、地図を見る限り、断然、パイロットが緊張すると推測できるのが伊豆七島の神津島にある神津島空港(東…
バットレスダムとは、ダムの水圧がかかる止水壁(堰堤部分)を、鉄筋コンクリートのバットレスと称される扶壁(ふへき)によって支える構造のダム。大正12年、函館市水道局が建設した笹流ダムを皮切りに、昭和12年完成の三滝ダム(鳥…
広島県広島市中区の本通駅と安佐南区の広域公園前駅を結ぶ広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)。1994年8月20日に開業して以来、30年以上にわたって活躍してきた広島高速交通6000系電車が、新型の7000系車…
伊豆七島のひとつ、神津島(東京都神津島村)。島の北部、名組湾(なぐみわん)に残されているのが「トロッコ軌道」の遺構。全長500mの木製遊歩道「赤崎遊歩道」の近くにありますが、訪れる人はもちろん、知る人も少ない穴場の地とな…
卑弥呼(ひみこ)が治めた邪馬台国(やまたいこく)畿内説の有力な候補地が、奈良県桜井市の纒向遺跡(まきむくいせき)。遺跡から2015年1月に犬の骨ほぼ一体分が出土していましたが、桜井市纒向学研究センターは2018年からその…
栃木県日光市足尾町、旧足尾銅山の北西にそびえる中倉山(1539m)の山頂近くの稜線にポツンと立つブナの木が、「孤高のブナ」。かつて足尾銅山周辺の標高1000m〜1500mにはブナの森が茂っていましたが、足尾銅山の煙害で、…
5世紀前半に築かれた墳丘長425mの巨大古墳、誉田御廟山古墳(こんだごびょうやまこふん/大阪府羽曳野市)。宮内庁が応神天皇陵として管理していますが、前方部の頂上部の巨大な土盛りのなかに、石室があることが発見され、内部に埋…