根室車石
花咲灯台下の断崖にある放射状摂理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩で、文字通り車輪のように球状の岩体で、車石と呼ばれています。その奇観と大きさは、世界でも類を見ないことから、国の天然記念物に指定。海底に堆積した泥などの中にド…
花咲灯台下の断崖にある放射状摂理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩で、文字通り車輪のように球状の岩体で、車石と呼ばれています。その奇観と大きさは、世界でも類を見ないことから、国の天然記念物に指定。海底に堆積した泥などの中にド…
根室市の太平洋側にあるのが明治23年に初点灯した花咲灯台。花咲港(重要港湾)を見下ろす岬の上に建つ灯台は、「日本の灯台50選」にも選定されています。沖には馬が放牧されるモユルリ島、ユルリ島を眺望。遊歩道も整備され、北側の…
雄武町の日の出岬の突端にあるキャンプ場。海を望む丘に並ぶバンガローは、入口が海側を向いているレイアウトに。炊事場、屋外炉7基、水洗トイレもあるほか、入浴はホテル日の出岬の温泉大浴場と露天風呂が利用できます。
雄武町(おうむちょう)のオホーツク海に突き出した岬が日の出岬。その名の通り、オホーツク海から昇る日の出を拝む名所になっている岬です。公共の宿であるホテル日の出岬を中心に海浜公園として整備され、無料の双眼鏡が配される展望台…
昭和14年12月12日、荒れ狂う吹雪のなか、旧ソ連の貨客船「インディギルカ号」が当時の宗谷村浜鬼志別(はまおにしべつ=現・猿払村浜鬼志別)沖合いで座礁。多数の死傷者を出すものの、村民により多くの人命が救助されています。7…
枝幸港(北見枝幸)の北に突き出した小さな岬がウスタイベ岬。国道238号から外れて岬を一巡する道に入ると、先端の草原部分がウスタイベ千畳岩キャンプ場となっています。その海岸線にあるのがウスタイベ千畳岩。ガラス質安山岩の貫入…
道北を走ると、北緯45度を通過することを記念したモニュメントや表示を見ることがありますが、オホーツク海側の碑がここ。枝幸町問牧地区でバイパスとなった国道128号を離れ旧道を問牧小学校方向に走った海側に位置するのが「北緯4…
オホーツク海沿いの枝幸町市街の西に聳える標高170.5mの三笠山の頂上にある展望塔。国道238号は山麓を抜けているので見落としがちですが、山頂まで舗装された車道も通じているので晴れているならぜひ寄り道したい場所。展望塔は…
浜頓別町のクッチャロ湖(大沼)東岸台地にある遺跡。標高20m内外の台地上3haに173軒余の擦文時代(さつもんじだい)の竪穴住居跡が確認されている。遺跡北東部には、縄文時代前~中期の貝塚が存在し、発掘された遺物は、浜頓別…
「ピㇼカノカ」(アイヌ語で「美しい形」の意)の一つとして国の名勝に指定される、北オホーツクの絶景の地、北見神威岬。その先端部の標高156mの岩峰にへばりつくようにして築かれているのが北見神威岬灯台です。昭和37年12月に…
北海道枝幸郡浜頓別町と枝幸町との境、オホーツク海に突き出した岩峰の岬。「ピㇼカノカ」(アイヌ語で「美しい形」の意)の一つとして国の名勝に指定されています。国道238号は平成11年に北オホーツクトンネルが完成して、岬をトン…
浜猿払(はまさるふつ)漁港近く、浜猿払交流センター前にある電信に関する史跡。昭和9年2月11日、北海道と樺太を海底ケーブルで結ぶ東京〜札幌〜豊原(樺太)間の長距離電話回線が完成し、樺太と電話回線が繋がっています。猿払電話…
ロシアの南下に備える最前線で警備をするために、寒さに強いとの理由で、1807(文化4)年、津軽藩士230名が宗谷に派遣されています。冬の厳しい寒さで多数の越冬死者を出し、翌1808(文化5)年には、内藤源助、梶原平馬率い…
伝承では、蛎崎慶広(かきざきよしひろ)が、1561(永禄4)年、姓を松前と改めた際に、宗谷に弁財天堂を寄進したのが始まりといいますが定かでありません。宗谷における和人の歴史は古く、1582(天正10)年、松前藩領となり、…
徳川幕府は寺院の建立を禁じていましたが、1802(享和2)年、蝦夷地全島を直轄地とした幕府は蝦夷地に5ヶ寺の建立を許可し、1804(文化元)年に有珠善光寺、様似等樹院、厚岸国泰寺の3寺が開山しています。その後、幕末に秋田…
宗谷岬突端の高台に設けられた軍事史跡。明治8年の樺太・千島交換条約(樺太での日本の権益を放棄、得撫島以北の千島18島をロシアが日本に譲渡)で、宗谷海峡は国境となり防備の必要に迫られます。当時、最強と謳われたロシアのバルチ…
稚内市のノシャップ岬(野寒布岬)に建つ灯台。高さは42.7mで北海道では1番、全国でも島根県の日御崎灯台に次いで2番目の高さを誇っているノッポな灯台。海の向こうには利尻島、礼文島を眺め、宗谷岬灯台と同様にサハリン(樺太)…
北海道小樽市祝津の高島岬にある赤白のツートンカラーの灯台。明治16年、北海道では納沙布岬灯台(明治7年初点灯/根室市)に次いで2番目に初点灯という歴史ある灯台。映画『喜びも悲しみも幾歳月』(昭和32年・松竹)ではラストシ…