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小江戸さわら舟めぐり

小江戸さわら舟めぐり

千葉県香取市佐原、関東で最初の重伝建(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)に選定された、佐原。戯歌(ざれうた)に「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸まさり」と歌われた佐原の繁栄を今に伝える家並みを、サッパ舟を模した舟から眺めるのが、小江戸さわら舟めぐりです。

伊能忠敬旧宅前の樋橋(とよはし)横で乗船

利根川は江戸時代、江戸と銚子を結ぶ舟運の大動脈で、小野川河岸にある佐原は、川湊として繁栄。
年貢米や物資の集散地、江戸勝りの商都として江戸時代から昭和初期にかけて発展を遂げたのです。

その面影を残す町並みが小野川沿岸、香取市佐原伝統的建造物群保存地区に選定される町並みで、伊能忠敬旧宅前の樋橋(とよはし/通称「じゃあじゃあ橋」・「ジャージャー橋」)あたりから、下流の中橋あたりが繁栄の中心地。

小江戸さわら舟めぐりの乗り場は、伊能忠敬旧宅前の樋橋。
乗船券は樋橋と忠敬橋の間、伊能忠敬旧宅の並びで販売されています。

運航コースは「町なみコース」(所要30分)は、往復コースで、乗船した場所に戻るので、車利用の人にも便利。
観光シーズンにはかなり待つこともあるので、舟めぐりが目的の場合は、早めの時間帯の利用がおすすめです。

小江戸さわら舟めぐりは、佐原の活性化を図るため、平成14年、地元商店会の有志と市によって第3セクター「ぶれきめら」が発足、舟運事業などを展開しています。

小江戸さわら舟めぐり
名称 小江戸さわら舟めぐり/こえどさわらふなめぐり
所在地 千葉県香取市佐原イ1730-3
関連HP ぶれきめら公式ホームページ
電車・バスで JR佐原駅から徒歩10分
ドライブで 東関東自動車道佐原香取ICから約4.4km
駐車場 ぶれきめら駐車場(30台/有料)、町並み観光駐車場(70台/有料)
問い合わせ ぶれきめら TEL:0478-55-9380/FAX:0478-55-9390
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

佐原の町並み(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)

江戸時代、利根川水運(内海江戸廻り航路)の川湊、物資の集散地として栄えた商都・佐原。水郷地帯からとれる良質な米と水により、酒、味噌、醤油などの醸造業も盛んでした。町の中心部を流れる小野川沿いには、古い商家や民家が軒を連ねる往時の町並みが保存

伊能忠敬旧宅

現在の測定値と比べても驚異的な正確さを誇る、わが国初の全図『大日本沿海輿地全図』(だいにほんえんかいよちぜんず)。製作者の伊能忠敬(いのうただたか)は、17歳のとき佐原の酒造家・伊能家の婿養子に入り、50歳で隠居し江戸へ出ています。千葉県香

伊能忠敬記念館

50歳で佐原の商家を隠居して江戸に出て、55歳の蝦夷地測量を手始めに日本最初の実測日本地図を作成した伊能忠敬の記念館。婿入した伊能家の旧宅と川を隔てた反対側に建つ伊能忠敬記念館では、忠敬の人生を年代順に紹介し、その業績である伊能図を作成に至

樋橋(ジャージャー橋)

千葉県香取市佐原、関東で最初の重伝建(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)に選定された、佐原。小江戸さわら舟めぐりの乗り場のある、伊能忠敬旧宅前の小野川に架る橋が、樋橋(とよはし)。水がジャージャーと滴り落ちるのでジャージャー橋と通称され、環

小堀屋本店

千葉県香取市佐原、関東で最初の重伝建(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)に選定された、佐原。小野川に架る忠敬橋近く、中央商店街にあるそばの名店が、小堀屋本店。醤油醸造から転じて天明2年(1782年)にそば屋となった老舗で、日高昆布を麺に練り

 

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