千葉県銚子市小畑新町にある銚子電鉄の駅が、海鹿島駅(あしかじまえき)。古くから避暑地としても人気だった海鹿島海岸の玄関駅で、関東最東端の駅(ホームに「関東最東端の駅」標柱も)。大正2年12月28日、 銚子遊覧鉄道の駅として開業した歴史ある駅です。
「関東最東端の駅」の表示がホームに
風光明媚な景観を誇る海鹿島の海岸周辺は、保養地、そして勝浦とともに夏の避暑地として注目され、明治、大正時代には多くの文人も滞在しました。
その中のひとりが、竹久夢二で、有名な『宵待草』は、この海鹿島海岸で生まれています。
沖の海鹿島には明治時代半ばまで周辺には200頭~300頭ものアシカが生息したことが、名の由来です(乱獲され、絶滅)。
犬吠埼の名も、アシカの鳴き声が犬の遠吠えに似ていたことが地名の由来とする説があります。
ちなみに関東最西端の駅は、JR吾妻線・大前駅です。
海鹿島駅 | |
名称 | 海鹿島駅/あしかじまえき |
所在地 | 千葉県銚子市小畑新町 |
関連HP | 銚子電鉄公式ホームページ |
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