サイトアイコン ニッポン旅マガジン

しかのしま資料館

しかのしま資料館

福岡県福岡市東区、志賀島の北部、下馬ヶ浜海水浴場一帯は美しい海や自然を楽しめる「休暇村志賀島」がありますが、「休暇村志賀島」本館(金印の湯)の南側にあるのが、志賀島の歴史や民俗、文化を詳しく解説する、しかのしま資料館です。館内には島から出土した数々の遺物や古民具が所狭しと展示されています。

出土した金印、万葉集、元寇など志賀島の歴史を解説

「志賀島の歴史」、「無形文化財」、「万葉集と志賀島」、「元冦と志賀島」、「志賀島の産業」の5つのテーマに分けて島の歴史と文化を解説。
ロビーにある志賀島の立体模型でまず島全体の地形を把握し、入館を。
志賀島にあるすべての万葉歌碑の写真と説明もあり、歌碑巡りの際の手助けとなっています。

志賀島は、玄界灘を舞台に、海人を統率した古代の有力氏族、阿曇氏(あずみうじ=安曇氏)の発祥の地ともいわれ、長野県の安曇野、愛知県の渥美半島などは、その開拓地といわれています。
海神を祀った志賀海神社(しかうみじんじゃ)は、全国の綿津見神社(わたつみじんじゃ)の総本宮で、安曇氏の発祥地を今に伝えています。

しかのしま資料館を起点に所要45分の自然の小径の散策も可能。
「休暇村志賀島」の温泉館「金印の湯」(カルシウム・マグネシウム塩化物泉)は、外来利用ができますが、「休暇村志賀島」は志賀島探勝の基地としても絶好です(レストランはランチも営業)。

画像協力/福岡市

しかのしま資料館
名称 しかのしま資料館/しかのしましりょうかん
所在地 福岡県福岡市東区勝馬1803-1
関連HP 福岡市公式ホームページ
電車・バスで JR西戸崎駅から西鉄バス国民休暇村行きで24分、終点下車
ドライブで 九州自動車道古賀ICから約26.5km。または、福岡都市高速香椎浜ランプから約19.8km
駐車場 100台/無料
問い合わせ しかのしま資料館 TEL:092-603-6631
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

志賀海神社

福岡市の志賀島に鎮座する志賀海神社(しかうみじんじゃ)は、全国の綿津見神社(わたつみじんじゃ)、海神社(あまじんじゃ・かいじんじゃ・わたつみじんじゃ)の総本宮。代々古代日本を代表する海人族として有名な阿曇氏が祭祀を司っています。『古事記』に

金印公園

志賀島(しかのしま/福岡市東区)の南西、博多湾を望む絶好の展望地である叶崎に整備された公園が金印公園で、歴史上の大発見といわれる「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)の金印(漢委奴國王印/国宝)の発見場所。有名な金印は1784(天明4)年

志賀島・蒙古塚

福岡県福岡市東区にある陸繋島の志賀島(しかのしま)。古代、大陸への玄関口で、金印(漢委奴国王印)出土で有名ですが、鎌倉時代の元寇(蒙古襲来)では、元軍と日本軍(鎌倉幕府軍)との激戦地にもなっています。蒙古塚は、戦死した蒙古(元軍)兵士供養の

志賀島・火焔塚

金印(漢委奴国王印)発見の地として知られる福岡県福岡市の志賀島(しかのしま)。鎌倉時代には、元寇(蒙古襲来)の際の第二次侵攻、弘安4年(1281年)の際には元軍に占領されたこともありました。その弘安の役で、高野山の僧侶が護摩を焚き、蒙古軍の

潮見公園

福岡県福岡市東区、志賀島のほぼ中央部の標高160mほどの小高い丘にある1.4haの公園が潮見公園。万葉歌碑と潮見公園展望台しかない公園ですが、眺望はバツグン。手前には「日本の白砂青松百選」と「日本の渚・百選」にも選ばれた海の中道、その先に福

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了