飛水峡(ひすいきょう)は、岐阜県白川町から七宗町に渡って続く飛騨川の峡谷で全長は12km。流水の渦により長い年月をかけて侵食された甌穴(おうけつ=ポットホール)を800個も数え、大きな甌穴では直径が2mののものもあって、「飛水峡の甌穴群」として国の天然記念物に指定されています。飛騨木曽川国定公園のエリアで、日本の地質百選にも選定。
飛水峡には、日本列島最古の石「上麻生礫岩」も!
渓谷入口にある「日本最古の石博物館」では、日本最古の石や地球の歴史に関して詳しく解説しているから、飛水峡散策の前後に立ち寄ることをおすすめ。
JR高山線・上麻生駅を起点にして全長7.2kmの「日本最古の石にふれるみち」コースになっていますが、車の場合は道の駅「ロックガーデンひちそう」の駐車場利用が便利。
並行して走る国道41号の車から、さらにJR高山線の車窓から眺めるのも絶景です。
日本最古の石にふれるみち
上麻生駅〜(1.5km)〜飛水峡の甌穴群〜(2.9km)〜日本最古の石発見地〜(0.4km)〜報国橋〜(1.3km)〜日本最古の石博物館〜(1.1km)〜上麻生駅
日本列島最古の石「上麻生礫岩」
昭和45年3月に飛騨川の河床から発見された礫岩は、2.7億年前のものだが、この礫岩に含まれている珪線石片麻岩について放射性同位元素による年代測定を行なったところ、約20億年前にできたことがわかり、日本列島最古のものと判明した。
日本列島最古の石「上麻生礫岩」(かみあそうれきがん=20億年前の片麻岩)が発見された場所は園地となっています。
日本列島最古の石「上麻生礫岩」(かみあそうれきがん=20億年前の片麻岩)が発見された場所は園地となっています。
飛水峡 | |
名称 | 飛水峡/ひすいきょう |
所在地 | 岐阜県加茂郡七宗町上麻生1402 |
関連HP | 七宗町公式ホームページ |
電車・バスで | JR上麻生駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東海環状自動車道美濃加茂ICから約12km |
駐車場 | 道の駅ロック・ガーデンひちそう駐車場(65台/無料) |
問い合わせ | 七宗町総務課 TEL:0574-48-1111 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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