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細久手宿・大黒屋

細久手宿・大黒屋

岐阜県瑞浪市、中山道(なかせんどう)美濃十六宿のひとつ細久手宿。本陣が現存しない細久手宿で当時の面影を残すのが、旅籠(はたご)時代の建物をそのまま利用して今も料理旅館を営む大黒屋。尾州藩指定の本陣として街道時代には大いに栄えたという昔ながらの旅籠が、現存しています(国の登録有形文化財)。

街道時代の貴重な旅籠が、料理旅館として現存!

天保14年(1843年)の記録によると、細久手宿は戸数65軒を数え、うち24軒が旅籠だったといいますが、現存する旅籠は大黒屋のみ。
本陣・脇本陣が手狭になり、他国の領主との同宿を嫌った御三家筆頭の尾張藩が、問屋役・酒井吉右衛門宅を「尾州家本陣」として定めたのが、尾州家定本陣大黒屋の始まり。
大黒屋の両脇にそびえる卯建(うだつ=防火壁)がその繁栄を物語っています。

現存する建物は、安政5年(1858年)の大火直後に再建された建物で、箱階段、奥座敷など中山道に残る数少ない現役の旅籠のひとつ(全7室)。
宿泊のほか、事前予約で会食(昼食・夕食)、内部の見学も可能。

細久手宿・大黒屋
名称 細久手宿・大黒屋/ほそくてしゅく・だいこくや
所在地 岐阜県瑞浪市日吉町7905-1
関連HP 大黒屋公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道瑞浪ICから約10km
駐車場 細久手公民館前駐車場を利用
問い合わせ 細久手宿・大黒屋 TEL:0572-69-2518
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

細久手宿

岐阜県瑞浪市(みずなみし)、中山道(なかせんどう)、江戸から数えて48番目の宿場町が細久手宿(ほそくてじゅく)。峠越えが続く大湫宿(おおくてじゅく)から御嵩宿(みたけじゅく)まで4里30町もあったために慶長15年(1610年)に新設された宿

細久手宿庚申堂

岐阜県瑞浪市日吉町、中山道(なかせんどう)・細久手宿の東口にある街道時代に旅人の休息所ともなった場所が細久手宿庚申堂(ほそくてしゅくこうしんどう)。境内には江戸時代初期の石仏・石塔群が残され、街道時代を偲ぶ貴重なスポットとなっています。江戸

 

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