群馬県渋川市、伊香保温泉の石段街にある明治18年創業の射的・弓道場が、柳香軒(りゅうこうけん)。単なる温泉街の射的場ではなく、多くの文人や落語家などが訪れたことでも知られている店。『不如帰』の著者・徳冨蘆花もそのひとりで、店内にはこの店に通った蘆花の写真が飾られています。
徳冨蘆花も通った明治18年創業の射的・弓道場
弓は和弓、洋弓を用意。
初心者でも丁寧に指導してくれるので、だれでも気軽に楽しむことができます。
ちなみに4代目となる当主の高橋精一さんは弓道教士(弓道7段)、奥様の孝江さんは弓道5段の腕前。
「全国にたくさんあった弓場(ゆば)も、かなり減ってしまいました」と残念がる高橋さん夫妻。
遊技場ではありますが、お客なんだからという姿勢ではなく、謙虚に教えを請うのが、上達への近道、結果として射的・弓道場を楽しむマナーともいえるもの。
柳香軒 | |
名称 | 柳香軒/りゅうこうけん |
所在地 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保70 |
電車・バスで | JR渋川駅から関越交通バス伊香保温泉行きで25分、徳冨蘆花記念館前下車、徒歩15分 |
ドライブで | 関越自動車道渋川伊香保ICから約11km |
駐車場 | 徳冨蘆花記念文学館駐車場(70台/有料) |
問い合わせ | 柳香軒 TEL:0279-72-2357 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag