群馬県利根郡みなかみ町、水上温泉を流れる利根川がつくりだす渓谷が諏訪峡。諏訪神社に由来する地名で、道の駅「みなかみ水紀行館」を起点とする諏訪峡遊歩道も整備されています。諏訪峡の入口にかかる吊り橋・笹笛橋から眺める谷川岳はまさに絶景。上流の紅葉橋から銚子橋まで遊歩道が続いています。
道の駅「みなかみ水紀行館」を起点に渓谷を探勝!
諏訪峡遊歩道を歩けば、坊岩や乳岩(夫婦岩)、玉簾の滝などの景勝を目にすることができます(笹笛橋~銚子橋は雨後など通行止めの場合あり)。
のんびり散策という人は上流部の紅葉橋〜笹笛橋の両岸を歩くのがおすすめですが、峡谷のハイライトは笹笛橋〜諏訪峡大橋〜銚子橋。
諏訪峡大橋〜銚子橋間の見晴〜銚子橋は、新緑時期(4月25日〜5月)、紅葉時期(10月〜11月)のみ通行可能。
道の駅「みなかみ水紀行館」〜見晴は2.2km、所要40分。
笹笛橋の袂には「与謝野晶子公園」もあり、ベンチや歌碑が配されています。
笹笛橋の少し下流側にある珠簾の滝(たまだれのたき)は、落差20m、玉すだれを思わすのが名の由来です。
諏訪峡大橋ではバンジージャンプ、諏訪峡ではラフティングも行なわれています。
水上観光ガイド協会では水上町水紀行館時計台を起点としてのボランティアによる諏訪峡ガイド(道の駅「みなかみ水紀行館」→紅葉橋→笹笛橋→紅葉公園→見晴→与謝野晶子歌碑公園→道の駅「みなかみ水紀行館」)を実施。
5月頃の新緑は、残雪の谷川岳とのコントラストが見事。
紅葉の名所でもあり、紅葉の見頃は例年10月下旬~11月中旬。
高崎駅〜水上駅に運転の「SLぐんま みなかみ」も諏訪峡横を走り抜け、群馬県道61号沼田水上線(奥利根ゆけむり街道)などが撮影地(お立ち台)になっています。
諏訪峡 | |
名称 | 諏訪峡/すわきょう |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町湯原 |
関連HP | みなかみ町観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR水上駅から徒歩30分 |
ドライブで | 関越自動車道水上ICから約3km |
駐車場 | 道の駅水紀行館駐車場(140台/無料) |
問い合わせ | 水上観光ガイド協会 TEL:0278-62-1155 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
みなかみ町で泊まるなら、おすすめの宿は上牧温泉「辰巳館」
夕食、朝食とも食事は、地のものを活かし、背景の物語にもこだわって、日本の旅館のトップクラス。
山下清が自ら原画「大峰沼と谷川岳」を描き、50日を費やして自らも参加して制作した壁画がかかる「はにわ風呂」もレトロで、辰巳館のシンボルになっています。
宿泊料金も手頃なので、間違いなく、ファミリーなどにとっては五つ星の宿。
旅慣れた人にぜひ愛用していただきたい宿のひとつです。
「辰のおとし子会」という常連向けの割引、スタンプ押印による宿泊優待があるので、公式ホームページまたは電話での直予約もおすすめです。
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