サイトアイコン ニッポン旅マガジン

アプトの道

JR信越本線横川駅前、碓氷峠鉄道文化むら横を起点に旧信越本線の熊ノ平駅(昭和41年からは熊ノ平信号場)までを歩く全長6.3kmの遊歩道。かつての信越本線アプト式鉄道時代の廃線敷を利用した遊歩道です。途中の碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」まではトロッコ列車の走る線路横を歩くので、「峠の湯」までトロッコ列車を利用する手も。

信越本線アプト式鉄道の廃線を再生した歩道

アプトの道起点(横川駅前)
第五隧道横からの第三橋梁を眺望。

「峠の湯」からは第一隧道(隧道=トンネル)、第二橋梁、第二隧道、第三隧道、第四隧道、第五隧道とレンガ造りのトンネルが連続。第五隧道を抜けると旧碓氷線めがね橋(碓氷第三橋梁)となります。
ここまでで5.1km、1時間35分の行程。
さらに熊ノ平駅までは第六隧道、第七隧道、第八隧道、第九隧道、第十隧道とレンガ造りのトンネルが連続します。

目下、アプトの道は、熊ノ平駅跡(熊ノ平信号場跡)で折り返しです。

アプトの道の「アプト」とは、この遊歩道が明治26年から昭和38年まで使われた信越線アプト式鉄道の廃線敷を活用しているから。
途中の第一〜第十の隧道と第三橋梁はいずれも国の重要文化財。平成23年にはJR東日本のテレビCMにも使われ、吉永小百合さんが歩きました。

紅葉シーズンなど運転日限定で横川駅~熊ノ平~めがね橋~軽井沢駅にJRバス関東が「めがねバス」を運転。帰路はバスの利用も可能(1日1往復)。

第三橋梁(めがね橋)は上を歩いて渡ります
アプトの道終点の旧熊ノ平駅
碓氷峠鉄道施設群(赤煉瓦建造物)
途中の橋梁や隧道は、碓氷峠鉄道施設群(赤煉瓦建造物)として近代化産業遺産群(建造物の近代化に貢献した赤煉瓦生産などの歩みを物語る近代化産業遺産群)に指定されています。
明治20年、埼玉県榛沢郡(現:深谷市)において我が国初の機械式煉瓦工場が操業を開始。ホフマン窯により高品質の煉瓦が大量に生産され、碓氷峠鉄道施設群にも使用されています。
アプトの道
名称 アプトの道/あぷとのみち
所在地 群馬県安中市松井田町横川
関連HP 安中市公式ホームページ
電車・バスで JR横川駅から徒歩2分
ドライブで 上信越自動車道松井田妙義ICから約4km
駐車場 横川駅市営駐車場(20台/無料)、碓氷湖駐車場(30台/無料)、めがね橋駐車場(29台/無料)、熊ノ平駐車場(30台/無料)
問い合わせ 安中市観光課 TEL:027-382-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大廃線トンネル群とは!?

2022年11月18日

碓氷峠隧道群

2022年11月18日

アプトの道・第六隧道

2017年11月14日

アプトの道・第五隧道

2017年11月14日

アプトの道・第四隧道

2017年11月14日

アプトの道・第三隧道

2017年11月14日

アプトの道・第二隧道

2017年11月14日

アプトの道・第一隧道

2017年11月14日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了