群馬県前橋市にある天台宗の寺、龍蔵寺(青柳大師)。寺伝によれば延暦3年(784年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって創建されたという古刹。近世には天台宗の檀林(学問所)が設置され、関東八壇林のひとつとして栄えています。佐野厄除け大師、喜多院(川越大師)と並び、元三大師を祀る関東三大師のひとつ。
藩政時代には前橋藩主の祈願所に
勝道上人の開山に関しては定かでなく、南北朝時代の応安3年(1370年)、笠間道玄が厩橋城(後の前橋城)築城の際、その鬼門除けに開基、豪尊の開山(もしくは中興)と推測されています。
藩政時代には前橋藩主の帰依を得、代々の祈願所となっています。
本尊は阿弥陀如来。
大師堂には元三大師(がんさんだいし=比叡山中興の祖・良源)を祀り、寺の山号が青柳山であることから青柳大師と呼ばれています。
開運・厄除・ボケ封じに御利益があり、元三大師の命日である正月3日の例大祭には縁日として大師像を安置する厨子(ずし)が開帳され、護摩が焚かれ多くの参詣者を集めています。
龍蔵寺(青柳大師) | |
名称 | 龍蔵寺(青柳大師)/りゅうぞうじ(あおやぎたいし) |
所在地 | 群馬県前橋市龍蔵寺町68 |
ドライブで | 関越自動車道前橋ICから約8.5km |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 龍蔵寺(青柳大師)TEL:027-231-8306 |
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