広島県福山市、福山市街から鞆の浦までを結ぶ、延長14.6kmの展望道路が福山グリーンライン。この道路、あまり知られていませんが、瀬戸内海国立公園に指定された標高250m〜400mの尾根伝いに走るため、眺望は抜群。鞆の浦方面を眼下に、備後灘の南東に開けた弓状の街並みが一望のもと。
昭和49年に開通した後山有料道路が前身
もともとは、昭和49年4月1日に後山有料道路として開通、収益性がなかったことで、わずか6年で昭和55年4月1日に無料開放、無料化後は広島県道251号(後山公園洗谷線)になっています。
その県道251号の愛称が、福山グリーンライン。
グリーンラインの展望台からは瀬戸内海を一望にし、晴れた日には四国まで眺望。
鞆・沼隈方面入口近くに位置する宮前にある展望地(駐車場)からは、備後灘に張り出した弓形の鞆の町並みと仙酔島を眺望。
弓を射る時に、腕に巻く武具の「鞆」から、町の名が付いたことがよくわかります。
途中の鞆背後の後山公園展望台からも、美しい景色が広がります。
全国に数ある高度経済成長期に誕生した有料道路、スカイラインのひとつですが、福山市街と鞆の浦を結ぶ観光ルートとして活用できます。
福山グリーンライン | |
名称 | 福山グリーンライン/ふくやまぐりーんらいん |
所在地 | 広島県福山市瀬戸町長和〜鞆町鞆 |
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