広島県呉市の本州側と安芸灘諸島の各島々を結ぶ道路橋7ヶ所のうち、最初の橋が安芸灘大橋。本土側と、最初の島となる下蒲刈島(しもかまがりじま)の間にある女猫の瀬戸に架る橋長1175.0mという長大な吊橋で、広島県道74号下蒲刈川尻線の橋となっています。県道ですが、安芸灘大橋有料道路の有料橋です。
県道の吊橋では日本最長!
安芸灘諸島連絡架橋事業により架橋した道路橋のひとつで、安芸灘とびしま海道(安芸灘諸島連絡架橋)ではもっとも本土側に位置する「安芸灘1号橋」となります。
吊橋としては、全国国内9位、県道の吊橋として日本最長を誇っています。
平成12年1月18日の開通で、美観と機能性を備え。技術力が駆使された長大吊橋ということから平成11年の土木学会田中賞作品部門受賞。
安芸灘大橋の本土側には安芸灘公園が整備され、橋の説明板、吊橋の生命線である直径約42cmの主ケーブルの展示、 土木学会田中賞碑が配されています。
また、下蒲刈島側には休憩所、トイレ、つつじ園を備えた白崎園があり、江戸時代後期に頼山陽が「猫之瀬戸」の様子を詠った漢詩が刻まれた頼山陽歌碑も立っています。
本土側の野呂山展望台(呉市川尻町)からは眼下に安芸灘大橋を眺めることができます。
安芸灘大橋 | |
名称 | 安芸灘大橋/あきなだおおはし |
所在地 | 広島県呉市川尻町小仁方1-7〜下蒲刈町下島 |
関連HP | 広島県道路公社公式ホームページ |
ドライブで | 東広島呉自動車道阿賀ICから約9km |
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