蒲刈大橋

蒲刈大橋

広島県呉市の下蒲刈島と上蒲刈島を結ぶ道路橋が蒲刈大橋(かまがりおおはし)。広島県の蒲刈地区広域営農団地農道整備事業で架橋された農道の橋で、蒲刈広域農道の一部となっています。昭和54年10月の開通で、開通時には日本最長の農道橋でした(現在は来間島と宮古島を結ぶ来間大橋=橋長1690mが日本一)。

三之瀬瀬戸をまたぐ農道の橋

蒲刈大橋

昭和54年10月13日に蒲刈広域農道の一部として開通した3径間連続下曲弦プラットトラス橋。
最大潮流6ノットという流れの速い三之瀬瀬戸をまたぎ、安芸灘とびしま海道(安芸灘諸島連絡架橋)で完成している7橋のうちでは最初に架けられた橋です。

主径間長255mは、トラス橋としては国内第7位、つまりはトラス橋としては今も日本一の農道橋ということに。

 下蒲刈島側の橋のたもと近くには朝鮮通信使資料館「御馳走一番館」のある「松濤園」があります。
朝鮮通信使の来日に際し、下蒲刈島は藩の接待所・玄関口としての役割を果たし、大歓迎した記録が多く残されています。

安芸灘とびしま海道(安芸灘諸島連絡架橋)の最初の橋である呉市川尻町と下蒲刈島を結ぶ安芸灘大橋(安芸灘大橋有料道路)は、都道府県道に架かる橋の中では、国内最大の吊橋になっています。

画像協力/広島県

名称 蒲刈大橋/かまがりおおはし
所在地 広島県呉市下蒲刈町下島~蒲刈町向
関連HP 広島県公式ホームページ
ドライブで 東広島呉自動車道阿賀ICから約12km
駐車場 三之瀬地区駐車場(60台/無料)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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