サイトアイコン ニッポン旅マガジン

駒ヶ岳

駒ヶ岳

北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがり、大沼の北に位置する、標高1131mの活火山が駒ヶ岳。北海道駒ヶ岳(気象庁の呼び名)、蝦夷駒ヶ岳(えぞこまがたけ)、渡島駒ヶ岳(おしまこまがたけ)とも呼ばれる秀峰。かつては富士山のような秀峰(成層火山)でしたが、寛永17年(1640年)の噴火・山体崩壊や以降の噴火で今の山容になっています。

江戸時代初期までは富士山のような山容だった!

最高点は剣ヶ峰(1131m)で、その北東に砂原岳(さわらだけ/1112.2m)がそびえ、剣ヶ峰から馬の背と呼ばれる稜線が伸び、剣ヶ峯、砂原岳、馬の背・隅田盛で囲まれた部分が直径2kmの火口原で、噴煙を上げる噴気孔があります。
山麓に広がる大沼、小沼などの湖沼群は、爆発、山体崩壊による堰止め湖です。

標高487mの6合目までは車道がつけられていますが、火山活動によっては入山禁止のことも。
火山活動が静穏な状況となった状態(噴火警戒レベル1)であっても、活火山であることに留意して入山を。
例年、入山可能期間は6月~10月で、入山可能時間は9:00~15:00に限定。

入山できるのは馬ノ背(標高900m付近)までで、コースも赤井川登山道(森町赤井川)入口ゲートから馬ノ背(標高約900m)地点までの登山に限定されています。
6合目〜馬ノ背は、上り1時間~1時間半、下り45分ほど(登山道では馬ノ背を「山頂」と表示)。
コースは火山性の砂礫地、ザレ場が連続するので、足首を保護し、靴底の厚いトレッキングシューズなどが必要。

銚子口登山道(七飯町大沼)、望洋の森登山道(森町砂原地区/砂原山)は閉鎖されています。

赤井川登山道6合目登山口(第1駐車場)で、所定の「入山届出書」に必要事項を記載し投函箱に入れて、入山。
サイレンが聞こえた場合はただちに下山のこと。
また火山なので予期せぬ噴火もあり得ることを想定し、自己責任での行動となります。
携帯電話を必ず持参し、規制緩和区域以外には絶対に立ち入らないことが条件となっています。

6合目までの車道も大部分が未舗装で、道路幅が狭く対向車とのすれ違いが困難な場所も多いので運転は慎重に(車高の低い車は底を擦ることもあります)。

駒ヶ岳
名称 駒ヶ岳/こまがたけ
所在地 北海道茅部郡森町・亀田郡七飯町東大沼
関連HP 七飯大沼国際観光コンベンション協会公式ホームページ
電車・バスで JR赤井川駅から徒歩2時間で6合目
ドライブで 函館空港から約42kmで6合目
駐車場 6合目・駒ヶ岳自然休養林駐車場(50台/無料)
問い合わせ 森町防災交通課 TEL:01374-7-1282
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大沼公園

北海道七飯町の大沼の湖畔にある公園。標高1133mの秀麗・駒ヶ岳をバックに、大沼、小沼、蓴菜沼(じゅんさいぬま)が広がる大沼国定公園の一部。アイヌ語のポロ・ト(poro-to=大きな・沼)、ポン・ト(pon-to=小さい・沼)が語源。北海道

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了