2024年9月22日(日・祝)〜9月23日(月・振替休)、伊那市高遠町の鉾持神社で『燈籠祭』を斎行。伊那市高遠町、鉾持神社(ほこじじんじゃ)の例祭で、高遠町西高遠の本通りに設置の笹竹に赤いほおずき提灯を灯し、通りが「提灯トンネル」に変身。豊作と無病息災を感謝する例祭で、ほおずき提灯は稲穂に見立てたもの。
前夜祭には本町通りが「ほおずき提灯トンネル」に
この祭礼は、明治時代に地区内各所にある神社が鉾持神社に合祀された際に、秋祭りとして始まったもの。
ほおずき提灯、行燈の点灯は、9月19日(木)~9月23日(月・振休) 夕刻〜22:00頃。
9月22日(日・祝) の宵祭りでは、家々が笹竹に提灯を飾り、夕刻になると火を灯し街全体がほおずき提灯トンネルになります。
9月23日(月・振替休)の本祭では町内会の山車巡行、子ども神輿(みこし)や高遠小学校の3年生〜6年生でつくる「高遠ばやし伝承クラブ」の演奏練り歩きが行なわれ、賑わいをみせます。
桜奏会・婦人連・桜町連・相生多町連、「高遠ばやし伝承クラブ」の『高遠ばやし巡行』は、本町交差点から鉾持神社までの本通り400mの間を往復(14:45頃出発予定/雨天中止)。
往路を本囃子である『松囃子』を、復路を帰り囃子の『唐子』を奏でながら巡行。
高遠城の鎮守・鉾持神社
鉾持神社は、社伝によれば養老5年(721年)創建という古社。権現山に伊豆大権現(伊豆山神社)、箱根権現(箱根神社)、三嶋神社の分霊を勧請して創建。
平安時代の安和2年(969年)、時の信濃守・源重之が伊那郡笠原ノ荘に遷座し、さらに元暦元年(1184年)に鎌倉幕府から郡代として派遣された日野宗滋が現在地に遷座しました。
文治元年(11855年)、旧社地である笠原ノ荘を整備した際、土の中から「霊鉾」が発見されたことから霊鉾を御神体(鉾持三社大権現)として鉾持神社と改称。
以来、高遠城の鎮守として高遠氏、武田氏、岩崎氏、保科氏、内藤氏、伊沢氏など歴代城主から崇敬されました。
現在の本殿は安永3年(1774年)の再建。
鉾持神社『燈籠祭』|伊那市|2024 | |
開催日 | 2024年9月22日(日・祝)〜9月23日(月・振替休)/ほおずき提灯、行燈の点灯は、9月19日(木)~9月23日(月・振休) 夕刻〜22:00頃 |
所在地 | 長野県伊那市高遠町西高遠1600 |
場所 | 本通り周辺 |
電車・バスで | JR飯田線伊那市駅からバスで25分 |
ドライブで | 中央自動車道伊那ICから約13km |
問い合わせ | 伊那市観光協会 TEL:0265-78-4111/伊那市高遠町総合支所 TEL:0265-94-2556 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag